Fashion Glossaryファッション用語集 / 服飾雑貨
装身具:その他
装身具:その他
装身具:その他とは、伝統的なアクセサリーやジュエリーのカテゴリーに収まらない、装いや身だしなみを補完する目的で用いられるファッション小物を指します。代表的なアイテムには、「アンブレラ(雨傘)」「パラソル(日傘)」「ステッキ(杖)」「ケープ(肩掛け)」「腕章(アームバンド)」などがあり、いずれも実用性と装飾性を兼ね備えた存在として、古くからファッションの一部を成してきました。
れぞれの名称には歴史的な背景があります。たとえば「アンブレラ」はラテン語の“umbra(影)”に由来し、日よけから雨よけへと用途を広げた道具です。「ステッキ」は英語の“stick”から派生し、かつては紳士の権威や身だしなみを示すアイテムでもありました。「ケープ」は肩から羽織る形状で、中世ヨーロッパの外套に起源を持ちます。
デザインやディテールも、時代や用途により進化しています。たとえば傘には折りたたみ式や自動開閉機能、UVカット加工が施されたものが登場し、柄の素材や留め具のデザインで個性が演出されます。ケープや腕章も素材や装飾、形状によってカジュアルからフォーマルまで対応可能で、スタイリングのアクセントとして機能します。
着用や使用のシーンとしては、天候対応や防寒、フォーマルな場面での装い補助、あるいは制服やユニフォームと合わせた識別用などがあり、TPOに合わせた選択が求められます。
▼ 「装身具:その他」の基本情報を紹介するとともに、「アクセサリー」「装飾品:素材」「装身具:デザイン・ディテール」については別ページにて詳しくご案内しています。各アイテムの特徴やスタイリングのヒントとして、ぜひご活用ください。
・ 装身具:その他 |
・ 装身具:素材 |
装身具:その他:50音順
本ページでは、「装身具:その他」に分類される多様なアイテムを50音順に紹介しています。装いの完成度を高める細部の工夫として、ぜひ参考にしてください。
・ アンブレラ |
・ アクセソワール |
・ アフロチョーカー |
|
・ カスケードケープ |
・ クレスト |
・ くんしょう |
・ ケープ |
・ サシェ |
・ ステッキ |
・ せんす |
・ 袖章 |
・ パラソル |
・ ひがさ |
・ ファン |
・ ブザムボトル |
・ ブライダルケープ |
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・ リボン |
・ ルー |
・ わっぺん |
・ 腕章 |
あ行
アンブレラ(umbrella):その他装身具
アンブレラは、ラテン語の「umbra(影)」に由来し、日差しや雨を防ぐ道具として古代から用いられてきました。現代では主に折りたたみ式や長傘型が一般的で、素材には撥水性に優れたポリエステルやナイロンが多く使われます。デザインには無地や柄入りのファッション性の高いものも多く、晴雨兼用の日傘や、透明ビニール素材を使った視認性の高い傘なども人気です。実用性と共に、傘の柄や骨組みのデザイン性も重視されており、ファッションアイテムとしても注目されています。雨天時や日差しの強い日の外出に欠かせないアイテムです。
襟章(collar badge):その他装身具
襟章とは、制服や礼装などの襟部分に装着される小型のバッジを指します。英語では「collar badge」と呼ばれ、軍服や警察制服、学校制服などで所属や階級、役職を示すために使われてきました。金属製でエンボス加工が施されたものが多く、紋章やロゴ、文字などが繊細に表現されます。デザインは組織や団体によって異なり、威厳やアイデンティティを象徴する役割も担います。現在ではファッションとして取り入れられるケースもあり、アクセサリー感覚で個性を演出するアイテムとして注目されています。
エンブレム(emblem):その他装身具
エンブレムは、象徴的な図柄や記号を装飾としてあしらったワッペンやバッジで、英語の「emblem」は“象徴”を意味します。軍隊やスポーツチーム、学校などのシンボルとして制服やユニフォームに縫い付けられることが多く、刺繍や織ネーム、プリントなど様々な技法で製作されます。楯形や円形などの定型フォルムが多く、視認性と威厳を兼ね備えたデザインが特徴です。ファッション用途では、ジャケットやバッグに装着することでブランドやメッセージ性を強調し、個性を引き立てるアクセントとしても活用されています。
か行
カスケードケープ(cascade cape):その他装身具
カスケードケープとは、滝のように波打つフリルやドレープが特徴的な、肩掛け型のファッションアクセサリーです。“カスケード(cascade)”は英語で小さな滝を意味し、布が段状に流れるような動きを持つデザインに由来します。薄手のウールやシフォン、ツイードなどの素材で作られ、肩から前身頃にかけて優雅に広がるラインがエレガントな印象を与えます。防寒性はもちろん、ドレスアップのアクセントとしても活躍し、秋冬のフォーマルな装いからカジュアルなスタイルまで幅広く対応します。
クレスト(crest):その他装身具
クレストは、家紋や団体の紋章を装飾化したデザインで、特にヨーロッパの貴族や学校、クラブの象徴として用いられてきました。英語の「crest」は“頂上・紋章”を意味し、盾やライオン、冠などをモチーフにした荘厳な図案が特徴です。刺繍や金属エンブレムとして衣服や帽子、ネクタイ、ブレザーなどに取り付けられ、格式や誇りを示す意匠として機能します。近年ではファッションブランドのロゴデザインにも応用されており、トラッドやプレッピーなスタイルを彩るディテールとしても人気です。
くんしょう(decoration / medal):その他装身具
くんしょう(勲章)は、国家や団体が個人の功績や栄誉を称えて授与する装飾的なメダルです。英語では「decoration」または「medal」と呼ばれ、リボンに吊るされた金属製の円形や星型の意匠が一般的です。表面には象徴的な図案や文字が刻まれ、国家のシンボルや受賞理由を表します。軍人や公務員、文化人などに授与されることが多く、正装時に胸元に着用する儀礼的な用途が基本です。ファッションアイテムとしての模造勲章は、ジャケットやドレスのアクセントとして使用されることもあります。
ケープ(cape):その他装身具
ケープは、肩に羽織るマント状の衣料で、袖がなく背中から前にかけて覆うデザインが特徴です。語源はラテン語の「cappa(覆うもの)」から来ており、保温や装飾を目的として古くから用いられてきました。現代ではショート丈のフォーマルケープや、長めでドラマチックなシルエットのアイテムまで様々。ウールやフェイクファー、レース素材など季節や用途に応じて多彩なスタイルが展開されています。ドレスやワンピースに合わせてフォーマルな場面で使われるほか、秋冬のカジュアルコーデにも重宝されます。
さ行
サシェ(sachet):その他装身具
サシェは、フランス語で「小袋」を意味し、香料やドライフラワー、ハーブなどを詰めた芳香袋のことを指します。衣類と一緒に引き出しやクローゼットに入れることで、防虫効果や香り付けを目的として使用されます。袋の素材はオーガンジーやコットン、リネンなど通気性のある生地が使われ、リボンやレースで装飾されたデザインも多く、視覚的にも楽しめるアイテムです。香りはラベンダーやローズ、シトラスなど種類も豊富で、贈り物としても人気です。室内空間や衣類を心地よい香りで包み、上質なライフスタイルを演出する雑貨として重宝されます。
ステッキ(walking stick / cane):その他装身具
ステッキは、英語で「walking stick」または「cane」と呼ばれ、歩行補助や身だしなみの一部として使われる杖のことです。かつては上流階級の紳士が持ち歩く装飾的な小道具として発展し、取っ手部分には銀や象牙、動物の頭部などが彫刻された豪華なデザインも見られました。実用性を兼ねたアイテムとして、身体の支えだけでなく、コーディネートのアクセントにもなります。現代ではフォーマルな場面や舞台衣装、小道具として用いられることが多く、機能性とファッション性の両方を備えた伝統的な雑貨です。
せんす(folding fan / sensu):その他装身具
せんすは、日本独自に発展した折りたたみ式の扇子で、「扇(おうぎ)」の一種です。英語では「folding fan」や日本語そのままの「sensu」と呼ばれ、竹骨に紙や布を貼って放射状に開閉できる構造が特徴です。元々は平安時代に宮中で用いられた儀礼具でしたが、江戸時代以降は庶民の間でも涼を取る道具や贈答品として親しまれるようになりました。近年では、浴衣や和装に合わせた夏のアクセサリーとしてだけでなく、舞踊や茶道、観劇の場面でも活躍。伝統的な絵柄からモダンなデザインまで幅広く展開され、実用性と美しさを兼ね備えた日本文化の象徴的な雑貨です。
袖章(sleeve insignia / armband):その他装身具
袖章は、制服や作業着などの袖に装着する布やバッジで、英語では「sleeve insignia」または「armband」と呼ばれます。組織内の役職や資格、イベントスタッフの識別などを目的として使われ、取り外し可能なマジックテープ式や腕に巻くバンド型などさまざまな形式があります。刺繍やプリントでロゴや文字が表され、目立つカラーや装飾で視認性を高めています。軍隊や消防、スポーツ大会、企業イベントなどでの使用例が多く、秩序や統率を示すための実務的なアクセサリーとして機能します。
は行
パラソル(parasol):その他装身具
パラソルは、ラテン語「para(防ぐ)」+「sol(太陽)」から派生した言葉で、直訳すれば「太陽を防ぐもの」。日差しを遮るための傘として、特に女性用の日傘に用いられる名称です。UVカット加工が施された布地や、レースやフリルで装飾されたロマンティックなデザインが多く、機能性とファッション性を兼ね備えています。持ち手や先端の意匠にも凝った製品が多く、クラシックやエレガントな装いに好相性。春夏の外出時に日焼け防止として使われるほか、着物やドレススタイルのアクセントとしても活躍する上品な服飾雑貨です。
ひがさ(sunshade / sun parasol):その他装身具
ひがさ(日傘)は、主に直射日光を避けるために使用される傘で、「sunshade」や「sun parasol」とも呼ばれます。現代のひがさはUVカット機能を備えた素材が使われ、黒や紺など紫外線を吸収しやすい色合いが多く見られます。デザイン面では、無地のシンプルなものから、レースや刺繍をあしらったフェミニンなものまで多彩です。折りたたみ式や軽量構造で携帯性にも優れており、日中の外出、特に夏の紫外線対策には欠かせないアイテムです。ファッション性と実用性を両立させた現代的な服飾雑貨として、男女問わず広く使われています。
ファン(hand fan):その他装身具
ファン(hand fan)は、手であおいで風を起こす道具で、世界各地で古くから用いられてきました。日本の扇子や団扇のほか、ヨーロッパではレースや羽根で装飾された「ブリゼ扇」などが知られています。素材には紙、布、竹、プラスチックなどが使われ、フォーマルな装いに似合う装飾的なタイプから、実用的な簡易ファンまでバリエーションが豊富です。舞踏会や観劇などの場でも使用された歴史を持ち、エレガンスの象徴とも言えるアイテムです。現代では暑さ対策のほか、インテリアやギフトとしても人気があります。
ブザムボトル(bosom bottle):その他装身具
ブザムボトルは、「bosom=胸」に由来する言葉で、かつて女性がコルセットの中や衣服の胸元に忍ばせて使った小型の香水瓶や酒瓶を指します。ガラスや金属製の繊細な容器に装飾が施され、香水を入れるエレガントなアクセサリーとして18~19世紀に広く用いられました。ボディラインを崩さず隠し持てる形状が特徴で、現代ではアンティークコレクションや舞台衣装の装飾品として扱われることが多いです。歴史を感じさせる優雅な服飾雑貨として、ヴィンテージファンやクラシックスタイル愛好者に人気の高いアイテムです。
ブライダルケープ(bridal cape):その他装身具
ブライダルケープは、花嫁がウエディングドレスの上から羽織る装飾的なケープで、清楚さと華やかさを演出するアイテムです。レース、チュール、オーガンジーなど繊細な素材が使われ、刺繍やビーズ装飾が施されたロング丈のものが一般的です。ヴェールの代用や、防寒、式の厳粛さを高める役割も果たします。挙式から披露宴まで装いの変化を楽しめるアイテムとして注目されており、写真映えするシルエットが人気の理由です。格式ある教会式からガーデンウエディングまで幅広く使われ、ウエディングスタイルに特別感を添える重要な服飾雑貨です。
ら行
リボン(ribbon):その他装身具
ユニセックスリングは、性別を問わず着用できる指輪で、「unisex=男女共用」に由来します。シンプルでミニマルなデザインが主流で、太めのバンドやモチーフのない洗練されたフォルムが特徴です。素材はシルバーやチタン、ステンレスなどが多く、肌馴染みがよくアレルギーにも配慮されています。カップルでお揃いにしたり、ジェンダーレスなスタイルに合わせたりと、現代的な価値観を反映するジュエリーとして人気です。カジュアルからモードまで、様々なファッションにマッチします。
ルー(loupe):その他装身具
ルーは小型の拡大鏡を指し、宝石や時計の鑑定に用いられることからファッション業界でも馴染み深い用語です。フランス語由来の「loupe」は細部を拡大して見るための器具で、手持ち型や眼鏡型のものがあります。ジュエリー制作や繊維検査など精密作業に欠かせないアイテムですが、装飾的にチェーンやストラップと組み合わせて携帯するファッション性の高いものもあります。実用性を持ちながらもアンティーク風デザインがアクセサリー感覚で楽しまれ、クラシカルなコーディネートに取り入れられることもあります。
わ行
わっぺん(patch):その他装身具
わっぺんは日本語で「ワッペン」とも表記され、英語の「patch」にあたる布製の装飾布片です。刺繍やプリントで模様や文字が施され、衣服やバッグに縫い付けて個性や所属を表現します。ミリタリーやスクールユニフォーム、スポーツウェアでの使用が伝統的であり、ブランドロゴやキャラクターをデザインしたファッション性の高いものも多く存在します。簡単に貼り付け・取り外し可能なアイロン接着タイプも普及し、DIYファッションやリメイクの必須アイテムとして幅広く親しまれています。
腕章(armband):その他装身具
腕章は、腕に巻いて装着する布製のバンドで、英語でも「armband」と呼ばれます。組織の識別や役職表示、イベントのスタッフ表示として用いられ、マジックテープ式やゴムバンド式など着脱が容易な形状が多いです。色や刺繍によって所属や役割を明確化し、軍隊や警察、ボランティア活動、スポーツイベントで幅広く使われます。ファッション的には、ワークウェアやミリタリースタイルのアクセントとして取り入れられることもあり、機能性とデザイン性を兼ね備えた服飾雑貨の一つです。
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ファッション用語集ナビは、ファッションに関する用語をわかりやすく探せるように構成されたガイドです。カテゴリごとに整理されており、各アイテムページへのアクセスもスムーズに行えます。リンクをたどることで、目的の用語にすばやく到達できるようになっています。各カテゴリページでは、ファッションアイテム名が50音順に並べられており、そこから詳細な説明をご覧いただけます。アイテムの特徴や名称の由来、着こなしのポイントなども紹介しており、理解を深める手助けとなる内容です。
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