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Fashion Glossaryファッション用語集 / アイテム
シャツ・ブラウス

シャツ・ブラウス

シャツ・ブラウスとは、主に上半身に着用する襟付きまたは襟なしのトップスを指します。シャツは英語の“shirt”に由来し、もともとは男性用の下着的要素を持つ衣服でしたが、次第に襟付き・ボタン開きの正装用アイテムとして発展しました。一方、ブラウスはフランス語の“blouse”に由来し、女性用の柔らかく装飾的なトップスを指します。現代ではその境界が曖昧になり、素材やデザインによって男女問わず幅広く用いられています。

デザインやディテールは非常に多彩で、シャツにはスタンダードカラー、ボタンダウン、ウィングカラーなどの襟型や、カフスの仕様、プリーツやタック、ポケットの有無などが挙げられます。ブラウスはレースやフリル、パフスリーブ、リボンタイなど装飾性の高いデザインが多く、素材もコットンやシルク、ポリエステルなど季節や用途に応じて様々です。

着用シーンとしては、シャツはビジネススタイルやフォーマルな装いに用いられることが多く、ブラウスはオフィスカジュアルからドレッシーなシーン、日常のファッションまで幅広く対応します。また、シャツ・ブラウスともにインナーやレイヤードアイテムとしても重宝され、コーディネートの幅を広げる基本アイテムです。

本ページでは、「シャツ・ブラウス」に関する用語を50音順にご紹介しておりますので、各種スタイルや仕様を調べる際にぜひご活用ください。

あ行

アイビーシャツ

アスコットシャツ

アロハシャツ

烏賊胸(いかむね)シャツ

イブニングシャツ

ヴィクトリアンシャツ

エンブロイダリーブラウス

エポレットシャツ

オーバーシャツ

オーバーブラウス

オープンカラーシャツ

か行

開衿シャツ

カジュアルシャツ

カシュクール

ガーゼシャツ

カッターシャツ

カラーシャツ

ガリバルディブラウス

かりゆし

キーネックシャツ

キャミブラウス

グアヤベラシャツ

クレリックシャツ

クロップトシャツ

ケープブラウス

コットンブラウス

さ行

サッシュブラウス

サファリシャツ

サープリスブラウス

ジバゴシャツ

シャツ

シャツブラウス

シュミジエ

ジョッキーブラウス

スモック

セーラーブラウス

た行

タキシードシャツ

ダブルデューティシャツ

ダボシャツ

ダンガリーシャツ

チュニックブラウス

デニムシャツ

テーパードシャツ

ドゥエボットーニ

ドレスシャツ

トロピカルシャツ

な行

ネルシャツ

ノースリーブシャツ

は行

パイレーツシャツ

パイロットシャツ

バッカニカブラウス

パジャマシャツ

ハビットシャツ

ババシャツ

バーバーシャツ

バルカンブラウス

ビジネスシャツ

ピンタックブラウス

ファティーグシャツ

フィッシングシャツ

フェイクレイヤードシャツ

フォークロアブラウス

フォーマルシャツ

ブラウジングブラウス

ブラウス

フリルブラウス

プルオーバーシャツ

ブルーズ

プレーリーブラウス

ヘンリーネックシャツ

ベースボールシャツ

ベッティーナブラウス

ペプラムブラウス

ベン・ケーシーシャツ

ボウタイブラウス

ボウリングシャツ

ポエッツシャツ

ボザムシャツ

ボタンダウンシャツ

ポリスシャツ

香港シャツ

ま行

ミリタリーシャツ

や行

ヨークシャツ

ら行

ラップブラウス

ラッフルブラウス

ランバージャックシャツ

ローマンカラーシャツ

WR(リンクルレジスタント)シャツ

わ行

ワイシャツ

ワークシャツ

あ行

アイビーシャツ(ivy shirt):シャツ

アイビーシャツは、1950年代後半にアメリカ東部の名門大学生を中心に広まった「アイビールック」から派生したシャツ。主にボタンダウンカラーが特徴で、控えめで清潔感のあるデザインが多く、プレッピーなスタイルと親和性が高い。オックスフォード地やブロード地で作られ、ホワイトやブルー、ストライプなどのベーシックな柄が定番。ネクタイを合わせてトラッドに着こなすのはもちろん、チノパンやジーンズに合わせてカジュアルダウンすることも可能。スクールスタイルやビジネスカジュアル、週末のオフスタイルまで幅広い用途で使える、ベーシックながら品のあるアイテム。

アスコットシャツ(ascot shirt):シャツ

アスコットシャツは、首元にアスコットタイを合わせる前提で設計された、フォーマル度の高いシャツ。イギリスの伝統的な装いに由来し、19世紀のアスコット競馬場での着こなしが名前の由来。襟は立ち上がりがあり、タイを巻いた際に美しく収まるよう工夫されている。フロントは比翼仕立てやプリーツ入りのデザインが多く、フォーマルジャケットと合わせて着用されることが多い。格式高いパーティーやセレモニー、結婚式などの華やかな場で活躍。タイを外せば優雅でクラシックな雰囲気のコーディネートにも応用でき、個性を引き立てる一着。

アロハシャツ(aloha Shirt):シャツ

アロハシャツは、ハワイ発祥の開襟シャツで、鮮やかな花柄や植物、風景などをプリントした開放感のあるデザインが特徴。20世紀初頭に日本や中国からの移民が持ち込んだ着物生地をルーツに発展しました。リゾートや夏のカジュアルスタイルに最適で、リラックス感のあるシルエットと軽やかな素材が魅力です。昨今はモードやヴィンテージスタイルにも取り入れられ、通年着用されることも増えています。

烏賊胸(いかむね)シャツ(dickey front shirt):シャツ

烏賊胸シャツは、胸元に平らなプリーツや硬めの布を縫い付けたデザインが特徴で、その形状が烏賊の胴に似ていることから名付けられた。英語では「ディッキーフロントシャツ」とも呼ばれ、タキシードスタイルのシャツとして使用されることが多い。フロントの装飾部分は布地を重ねてボリュームを持たせ、ドレッシーかつクラシカルな印象を与える。ウィングカラーやスタッドボタンとの相性も良く、イブニングウェアに欠かせない存在。胸元を引き立てるこのディテールは、華やかな舞台衣装やパフォーマンス衣装としても用いられることがある。

イブニングシャツ(evening shirt):シャツ

イブニングシャツは、夜間の正式な場に着用されるタキシード用のドレスシャツ。ホワイトの無地が基本で、胸元にはプリーツやピンタックが施されることが多く、フォーマルな印象を演出。スタッドボタンでフロントを留める仕様が伝統的で、ウィングカラーやターンダウンカラーなど襟型も多彩。燕尾服やタキシードに合わせるため、袖口にはダブルカフスが採用されることが多く、カフリンクスとの相性も良い。舞踏会、ディナーパーティー、オペラ鑑賞など、正装が求められる特別な夜に欠かせないクラシックなアイテム。

ヴィクトリアンシャツ(victorian shirt):シャツ

ヴィクトリアンシャツは、19世紀イギリスのヴィクトリア朝時代に流行したファッションをモチーフにしたシャツ。高い立ち襟やフリル、レース装飾が特徴で、優雅でロマンティックな印象を与える。白やクリーム色のコットンやリネン素材がよく使われ、クラシックな雰囲気を漂わせる。現代ではゴシックやロリータファッション、ヴィンテージスタイルなどに取り入れられることが多く、日常着というよりは個性的な装いに適したアイテム。衣装や撮影用としての人気も高く、繊細なディテールが華やかさを引き立てるシャツ。

エンブロイダリーブラウス(embroidered blouse):ブラウス

エンブロイダリーブラウスは、刺繍(Embroidery)を施した装飾性の高いブラウスで、繊細な手仕事のような柄やレースを取り入れたデザインが魅力。花柄や民族調、幾何学模様などが多く、フェミニンかつナチュラルな印象を与えます。コットンやリネンなどの軽やかな素材が好まれ、春夏のナチュラル系コーデにぴったり。デニムやスカートと合わせるだけで、華やかさと個性をプラスできる万能アイテムです。

エポレットシャツ(epaulette shirt):シャツ

エポレットシャツは、肩に付けられたエポレット(肩章)が特徴のミリタリーテイストのシャツ。エポレットは元々階級や所属を示す軍服の装飾で、現在ではファッションデザインとして定着している。コットンツイルやブロード素材で作られ、カラーはカーキ、ネイビー、ホワイトなどが定番。機能的で端正な印象があり、カジュアルからビジネスカジュアルまで幅広く対応。ジャケットのインナーとしても優れ、シャープで男らしいスタイルを演出する。シャツ一枚でミリタリー感をプラスできる便利なアイテム。

オーバーシャツ(overshirt):シャツ

オーバーシャツは、アウターとしても着られるようにやや厚手でゆったりとしたシルエットのシャツです。ワークシャツやシャツジャケットに近い存在で、Tシャツの上に羽織るスタイルが定番。フランネルやデニム、ツイルなどの素材が多く、秋春のライトアウターとして重宝されます。シンプルながらもこなれ感を出せるアイテムで、ユニセックスでの展開も多く、トレンド感と実用性を兼ね備えています。

オーバーブラウス(overblouse):ブラウス

オーバーブラウスは、裾をボトムスの外に出して着用する前提でデザインされたブラウス。ジャストウエストやヒップ丈が主流で、ストレートシルエットや程よいゆとりがあるデザインが多い。ウエストを絞らず、リラックス感のある着心地と女性らしい柔らかな印象が魅力。主に通勤やオフィスカジュアル、日常の外出着として用いられ、スカートにもパンツにも合わせやすい万能型。素材はポリエステルやレーヨン、コットンなど軽やかなものが多く、洗濯のしやすさもポイント。上着いらずの一枚着としても重宝される。

オープンカラーシャツ(open-collar shirt):シャツ

オープンカラーシャツは、台襟のない開放的な襟元が特徴のシャツで、「開襟シャツ」とも呼ばれます。1940〜50年代のアメリカンカジュアルを象徴するデザインで、首元をすっきりと見せることでリラックス感を演出。レーヨンやテンセルなど、落ち感のある素材が多く、夏場にぴったりの涼しげな印象を与えます。アロハシャツとも近いスタイルで、シンプルに着るだけで季節感とトレンドを取り入れられる優秀アイテムです。

か行

開衿シャツ(open-collar shirt):シャツ

開衿シャツは、台襟がなく、襟が自然に開いた形状のシャツで、リラックス感と清涼感が特徴。英語では「オープンカラーシャツ」と呼ばれ、1950年代のアメリカのリゾートスタイルを起源とする。第一ボタンがなく、V字に開いたネックラインが首元をすっきりと見せる。コットンやリネン、レーヨン素材が多く用いられ、半袖デザインが主流。カジュアルながらも上品な印象があり、夏場の街着やリゾートスタイル、オフィスカジュアルとしても活躍する。開放的な雰囲気が現代の抜け感ある着こなしにも適している。

カジュアルシャツ(casual shirt):シャツ

カジュアルシャツは、ビジネスやフォーマルではなく、日常や私的な場で着用するリラックススタイルのシャツの総称。デザインや素材の自由度が高く、チェック柄、ストライプ、無地など多彩なパターンが揃う。襟の形や裾のカット、ポケットの有無などにもバリエーションがあり、自分のスタイルに合った一枚が選べる。主にコットンやデニム、ネルなどの素材が使用され、季節や用途に応じて選べる点が魅力。日常の外出着、デート、旅行、レイヤードスタイルのインナーとしても幅広く対応する万能なアイテム。

カシュクール(cache-coeur):ブラウス

カシュクールはフランス語で「胸を隠す」という意味。前身頃を左右から重ねて巻き込むようなデザインが特徴で、女性らしい優美なシルエットを演出する。ウエストで結ぶリボンやドレープ感がポイントで、ブラウスとしてはもちろん、ワンピースやカーディガン風にも展開される。デートやオフィスカジュアルなど、フェミニンな印象を与えたい場面に適している。

ガーゼシャツ(gauze shirt):シャツ

ガーゼシャツは、医療用にも使われるガーゼ素材を衣服用にアレンジした軽やかなシャツ。ガーゼは粗く柔らかい織りの綿素材で、通気性・吸湿性に優れており、肌触りも抜群。二重ガーゼや三重ガーゼなど層を重ねた生地が一般的で、春夏のリラックススタイルに最適。ナチュラルな風合いや優しい色合いが特徴で、カジュアルながらも柔らかい印象を演出できる。

カッターシャツ(dress shirt / business shirt):シャツ

カッターシャツは、主に日本で使われる言葉で、襟付き・長袖のビジネス用シャツを指す。名称は関西地方の老舗メーカー「カッター株式会社」の製品名に由来し、商品名が一般名詞化したもの。英語圏では「ドレスシャツ」「ビジネスシャツ」と呼ばれる。白や淡色の無地が基本で、ボタンダウンやレギュラーカラーなど襟型は様々。ネクタイと相性が良く、スーツスタイルの基本アイテムとして欠かせない。近年ではノーアイロン素材やストレッチ入りなど機能性を備えたタイプも多く、働く人々の毎日を支える実用的な一着。

カラーシャツ(colored shirt):シャツ

カラーシャツは、白以外の色や柄を取り入れたシャツの総称で、個性やスタイルを表現するアイテムとして親しまれている。発色の良い無地、ストライプ、チェックなど豊富なバリエーションがあり、ファッション性が高い。襟や袖などのディテールもデザイン性が加味され、ビジネスカジュアルやオフタイムの着こなしに活用される。落ち着いたトーンならジャケットと合わせてスマートに、鮮やかな色なら主役アイテムとして着こなしのアクセントに。色選び次第で印象を自在に操れるため、ワードローブに彩りを加える一着として重宝される。

ガリバルディブラウス(garibaldi blouse):ブラウス

ガリバルディブラウスは、19世紀イタリアの革命家ガリバルディの軍服に由来する赤いシャツを原型としたブラウス。1850年代にフランスでファッション化し、女性向けにデザインがアレンジされた。当時はウールやコットンで作られ、シンプルで機能的なデザインが特徴。現代では、ゆとりのあるシルエットやスタンドカラー、フロントボタンなどを備えたクラシカルな印象のブラウスとしてアレンジされている。ヴィンテージ風の装いに適しており、ロマンティックな雰囲気を持つ歴史的背景のある一着。

かりゆし(kariyushi shirt):シャツ

かりゆしシャツは、沖縄発祥の軽やかなシャツで、アロハシャツのように南国のモチーフを取り入れた開襟デザインが特徴。名称は沖縄方言で「めでたい・縁起が良い」という意味で、観光業やリゾート文化と密接に関係している。コットンやポリエステルなどの通気性の良い素材で作られ、花柄や海、伝統紋様など多彩なプリントが施される。クールビズ推奨アイテムとしても普及し、ビジネスシーンでも活用可能。夏の正装として位置付けられ、TPOに応じて着用できる沖縄の文化を象徴する一着。

キーネックシャツ(key-neck shirt)シャツ

キーネックとは、ネックラインの中央に鍵穴のような切れ込みを入れたデザインのこと。ラウンドネックやVネックに比べ、控えめな抜け感があり、首元を程よくすっきりと見せるのが特徴。シャツに取り入れることでカジュアルさと上品さの両立が可能となり、オフィスカジュアルからデイリースタイルまで幅広く対応。アクセサリーとの相性も良く、さりげない個性が光る。

キャミブラウス(cami blouse):ブラウス

キャミブラウスは、キャミソールのような細い肩ひもとブラウスの要素を融合させた軽やかなトップス。薄手で女性らしい素材が使われることが多く、レースやフリルをあしらったデザインも人気。重ね着スタイルに適しており、Tシャツやシアートップスとのレイヤードに活躍。春夏のリラックスコーデからパーティーシーンまで、装いに華やかさを加えるアイテム。

グアヤベラシャツ(guayabera shirt):シャツ

グアヤベラシャツは、キューバやメキシコなど中南米を中心に着用される伝統的なシャツで、フロントに2本または4本のピンタック(細い縦ヒダ)と複数のポケットを備えたデザインが特徴。通気性に優れたコットンやリネン素材が使われ、暑い気候でも快適に過ごせる。名前の由来には諸説あり、グアバ(スペイン語で「グアヤバ」)を入れるためのポケットがあったという説も有名。現地ではフォーマルな場でも着用され、ドレスコードにも対応。涼やかで風格あるスタイルが魅力のリゾートシャツ。

クレリックシャツ(cleric shirt):シャツ

クレリックシャツは、ボディと襟・カフスの色や素材が異なる、コントラストの効いたシャツ。名前は英国の聖職者(cleric)の着衣に由来し、19世紀末から20世紀初頭にかけて紳士服の一部として定着。襟や袖に白を配し、身頃にストライプやカラー生地を使用することで、クラシックかつ上品な印象を与える。ネクタイやジャケットとの相性も良く、ビジネスシーンで知的で洗練された印象を演出するのに適している。モダンにもレトロにも着こなせる、スタイルに深みを与える一枚。

クロップトシャツ(cropped shirt):シャツ

クロップトシャツは、裾丈がウエストやそれ以上に短くカットされたシャツで、90年代のストリートスタイルやスポーツミックスの流行とともに広まった。ウエストラインやインナーを見せるデザイン性があり、軽快でアクティブな印象を持つ。素材やディテールのバリエーションも多く、カジュアルからフェミニン、スポーティーまで幅広いスタイルに対応可能。ハイウエストボトムとの相性が良く、スタイルアップ効果も期待できる。トレンド感のある着こなしを求める若年層を中心に人気が高いアイテム。

ケープブラウス(cape blouse):ブラウス

ケープブラウスは、肩から袖にかけてケープのような布が重なったデザインのブラウス。動きに合わせて揺れる軽やかなシルエットが特徴で、エレガントかつ華やかな印象を演出できる。フォーマルやパーティーシーンにも適しており、シンプルなボトムスと合わせるだけで主役級の装いに。風通しの良い構造で夏場にも着やすく、スタイルアップ効果も期待できる。

コットンブラウス(cotton blouse):ブラウス

コットンブラウスは、綿素材で作られた通気性と吸湿性に優れたブラウス。ナチュラルな風合いと肌ざわりの良さから、季節を問わず着用されるベーシックアイテム。刺繍やレース、フリルなどの装飾が映える生地で、フェミニンからカジュアルまで幅広いデザインが揃う。洗濯しやすく扱いやすいため、日常使いに最適。素材の良さが着心地と美しさを両立させる。

さ行

サッシュブラウス(sash blouse):ブラウス

サッシュブラウスは、ウエスト部分に長い布帯(サッシュベルト)をあしらったデザインが特徴のブラウス。サッシュとは「たすき」や「帯」を意味し、ウエストを絞ることでシルエットにメリハリを加え、女性らしいラインを強調する効果がある。リボン風に結んだり、後ろで垂らすなどアレンジも楽しめ、フォーマルな印象を与える一方で、素材やカラーによってはナチュラルやモードな雰囲気にも対応。パンツやスカートと好相性で、特にハイウエストボトムと合わせると脚長効果が期待できる。

サファリシャツ(safari shirt):シャツ

サファリシャツは、アフリカの探検用服に由来するミリタリーライクなシャツで、胸ポケットが複数付き、ベルト付きのデザインが一般的。耐久性と実用性を兼ね備えたコットン素材が多く、カーキやベージュといった自然になじむカラーが定番。ラギッドな雰囲気を持ちつつも、洗練された都会的スタイルにも応用可能で、カジュアルからリゾート、サファリルックまで幅広く着用できる。

サープリスブラウス(surplice blouse):ブラウス

サープリスブラウスは、胸元で布を斜めに重ね合わせたカシュクール風のデザインが特徴で、元々は教会の祭服「サープリス(surplice)」に由来する名称。Vネック状に開いたネックラインはデコルテを美しく見せ、フェミニンで優雅な印象を演出する。ウエスト部分にギャザーやタックが入ることで、自然なドレープが生まれ、体型を美しくカバーできる点も魅力。素材はとろみのあるブラウス生地やニットなどが多く、オフィスカジュアルからデート、オケージョンまで幅広いシーンで活躍する。

ジバゴシャツ(zibago shirt / high-neck shirt):シャツ

ジバゴシャツは、ロシアの詩人で医師でもある架空の人物「ジバゴ博士(Doctor Zhivago)」を描いた映画にちなんで名付けられた、スタンドカラー風のハイネックシャツ。特徴的な高めの襟元とミニマルな前立ては、クラシカルかつ気品のある印象を与える。ドレスシャツやフォーマルな装いのバリエーションとして用いられ、タキシードなどと合わせられることも多い。現代ではモードやミニマルなコーディネートにも適しており、ジェンダーレスで洗練されたスタイルを構築できるアイテムである。

シャツ(shirt):シャツ

シャツは襟と前開きのボタンが特徴のトップスで、古代エジプトのチュニックが起源とされる、非常に歴史あるアイテム。素材やシルエットのバリエーションが豊富で、ビジネスからカジュアルまで幅広く対応。定番の白シャツはクリーンで万能、柄シャツやオーバーサイズはトレンド感を演出。レイヤードや羽織りとしても活躍し、年間を通して活用できるベーシックな存在。

シャツブラウス(shirt blouse):ブラウス

シャツブラウスは、シャツのディテールとブラウスの柔らかさを融合させた汎用性の高いトップス。襟やカフス、前開きのボタンなどシャツの構造を持ちながら、素材はシフォンやジョーゼット、レーヨンなど軽やかな生地が使われ、女性らしい雰囲気を演出する。オフィススタイルの定番として広く支持され、ジャケットのインナーにも最適。ベーシックから華やかなデザインまでバリエーションが豊富で、きちんと感とフェミニンさを両立した万能な一着として重宝される。

シュミジエ(chemisier):ブラウス

シュミジエは、フランス語で「シャツ」を意味する「シュミーズ(chemise)」を語源とする言葉で、シャツとワンピースの中間のようなデザインのブラウスを指す。一般には、シャツカラーや前開きのボタンを備え、膝丈や太もも丈のロングシルエットが特徴的で、ベルトでウエストマークするスタイルも多い。エレガントでありながらリラックス感もあり、きちんと感のある装いからカジュアルなスタイルまで幅広く対応する。通勤着や休日の外出、軽いフォーマルシーンにも適しており、シーズン問わず活躍する。

ジョッキーブラウス(jockey blouse):ブラウス

ジョッキーブラウスは、乗馬用シャツ「ジョッキーシャツ」に由来する、スポーティかつクラシカルな印象のブラウス。小さめのスタンドカラーや比翼仕立ての前立て、袖口のカフスなど、乗馬服に見られる構造的なディテールが取り入れられていることが多い。素材にはハリのある綿やポプリンが使われることが多く、マニッシュな印象を与えながらも、ブラウス特有の柔らかさで女性らしさも演出できる。パンツと合わせてスタイリッシュに、またはスカートで程よく甘さを加えるコーディネートも人気。

スモック(smock):ブラウス

スモックブラウスは、もともと農作業着などで使われた「スモック(作業用かぶりシャツ)」をルーツに持ち、ゆったりとしたシルエットとギャザーを多用したデザインが特徴。首元や袖口、肩周りに細かなシャーリングが施されることで、ボリューム感と繊細さが生まれ、ナチュラルかつフェミニンな印象を与える。通気性の良い綿やリネンなどがよく用いられ、リラックスした着心地で日常使いに最適。ボヘミアンスタイルやナチュラルファッションのアイコン的アイテムとして親しまれている。

セーラーブラウス(sailor blouse):ブラウス

セーラーブラウスは、船乗りの制服「セーラー服」に由来する襟型が特徴のブラウスで、19世紀後半にヨーロッパで子供服として広まり、のちに女性用ファッションにも取り入れられた。大きな襟と背中のスクエア型フラップが印象的で、フロントにリボンタイが付くデザインも多い。クラシカルで可愛らしいイメージが強く、ガーリーなスタイルや学生風コーディネートにぴったり。制服以外にもカジュアルウェアやレトロな装いのアクセントとして、現代でも根強い人気を誇っている。

た行

タキシードシャツ(tuxedo shirt):シャツ

タキシードシャツは、正式なイブニングウェアであるタキシードと合わせて着用されるフォーマルシャツ。前身頃にプリーツ(ヒダ)やピケ地など装飾的な加工が施され、硬めの襟やフレンチカフスが特徴。ボウタイやカフスボタンとともにコーディネートされ、ドレッシーで気品ある装いを演出する。もともと19世紀のヨーロッパで社交の場における正装として発展し、現在も結婚式や晩餐会などフォーマルシーンで着用される。白が基本だが、近年ではカラーバリエーションやデザイン性のあるものも登場している。

ダブルデューティシャツ(double duty shirt):シャツ

ダブルデューティシャツは、その名の通り「二重の役割(double duty)」を担う実用性の高いシャツ。ビジネスにもカジュアルにも対応できるデザインが特徴で、カラーステイ付きの襟やシンプルなフロントデザイン、アイロン不要なイージーケア素材などが採用されることが多い。日中のオフィスワークから夜のカジュアルな外出まで、一日を通して活躍する汎用性の高さが魅力。機能性や着心地を重視する現代人に向けたスマートな選択肢として、多忙なライフスタイルに寄り添う。

ダボシャツ(dabo shirt / loose shirt):シャツ

ダボシャツは、元来日本の祭礼や鳶職の作業着として使われた、ゆったりとしたシルエットのシャツ。名称の「ダボ」は「だぶだぶ」した着用感に由来する。綿や麻などの通気性に優れた素材が使われ、首元はすっきりとしたバンドカラー、袖や裾は広めで動きやすい仕様が多い。近年では、ルーズフィットのトレンドと重なり、ファッションアイテムとしても再評価されている。和の要素を取り入れたストリートスタイルや、祭りやイベントでの衣装としても用いられることがある。

ダンガリーシャツ(dungaree shirt):シャツ

ダンガリーシャツは、薄手のデニム風素材「ダンガリー」で仕立てられたカジュアルシャツ。インディゴ染めの糸と白糸を綾織りした生地が特徴で、デニムよりも軽やかで柔らかく、日常的に使いやすい。アメリカンカジュアルやワークウェアの代表的アイテムで、胸ポケットやスナップボタンなど機能性を重視したディテールも多く見られる。ジーンズと合わせたセットアップや、スカートと合わせたミックススタイルなど、ジェンダーレスに活用可能。着込むほどに風合いが増すのも魅力。

チュニックブラウス(tunic blouse):ブラウス

チュニックブラウスは、ヒップが隠れる程度のやや長め丈が特徴のブラウスで、古代ローマの衣服「チュニカ」に由来する。ストンと落ちるストレートなシルエットや、ゆったりとした着心地が魅力で、ベルトでウエストマークしたり、レギンスやスキニーパンツと合わせたレイヤードスタイルにも適する。刺繍やビーズなど民族調の装飾が施されたボヘミアン風のものも多く、リラックス感とフェミニンさを併せ持つデザインとして人気。リゾートやカジュアルな日常着に最適。

デニムシャツ(denim shirt):シャツ

デニムシャツは丈夫な綾織りのデニム生地で仕立てられたシャツで、ワークウェアから派生したアイテムです。濃淡のあるインディゴブルーが特徴で、使い込むほどに味が出る経年変化も魅力。スナップボタンやフラップポケット付きのウエスタン調デザインが定番。カジュアルなスタイルにはもちろん、あえて女性らしいアイテムと組み合わせたミックスコーデも人気です。

テーパードシャツ(tapered shirt):シャツ

テーパードシャツは、身体のラインに沿ってシェイプされた細身のシルエットが特徴のシャツ。特にウエスト部分を絞り、裾に向かってやや広がるような設計で、全体としてスマートで洗練された印象を与える。「テーパード」は「先細り」の意味を持ち、脚のラインを強調するパンツにも使われる語。スーツやジャケットのインナーとしてビジネスシーンでの着用に適しており、ドレスシャツとしても用いられることが多い。着痩せ効果があり、すっきりとしたスタイリングを叶える一着。

ドゥエボットーニ(due bottoni shirt):シャツ

ドゥエボットーニはイタリア語で「2つのボタン」を意味し、襟元に2つのボタンを備えたスタンドカラー風のシャツを指す。首元が高く立ち上がるように設計されており、ノータイでも首まわりが華やかに見えるのが魅力。ビジネスカジュアルからイタリアンスタイルの休日コーデまで、幅広いシーンで活用される。スタイリッシュで都会的な印象を与え、特にジャケットなしでのシャツスタイルに映えるデザイン。ネクタイを省略した軽装化が進む現代のオフィススタイルにもマッチする。

ドレスシャツ(dress shirt):シャツ

ドレスシャツは、スーツやタキシードの下に着用されるフォーマルなシャツで、襟付き・長袖・カフス仕様のクラシックなデザインが基本。白無地が基本ながら、薄いストライプやチェックもビジネス用に人気。ネクタイやジャケットとの相性を考慮し、胸ポケットがないタイプやタック入りのものも存在する。ヨーロッパの紳士服文化をルーツに持ち、アイロン仕上げやジャストフィットの着こなしが求められる。ビジネスから冠婚葬祭まで、正統派スタイルに欠かせない定番シャツ。

トロピカルシャツ(tropical shirt):シャツ

トロピカルシャツは、ハワイアンシャツに代表されるようなリゾートテイストのシャツで、明るい色柄と軽やかな素材が特徴。アロハシャツとほぼ同義に使われることもありますが、植物柄やボタニカルプリント、オープンカラーなどで夏らしさを演出。リネンやレーヨンなどの通気性に優れた素材が主流で、バカンスやフェス、タウンユースにも映える一枚です。

な行

ネルシャツ(flannel shirt):シャツ

ネルシャツは、起毛加工を施した綿素材「フランネル」で仕立てられた、柔らかく温かみのあるシャツ。チェック柄を中心としたデザインが多く、アメリカのワークウェアやアウトドアスタイルの象徴的アイテムでもある。カジュアルに羽織ったり、重ね着に活用できるため、秋冬の定番として親しまれている。洗うほどに肌なじみが良くなり、リラックスした着用感も魅力。かつては木こりや作業員が愛用したが、現在ではファッションアイテムとして老若男女に広く浸透している。

ノースリーブシャツ(sleeveless shirt):シャツ

ノースリーブシャツ(Sleeveless Shirt)シャツ ノースリーブシャツは袖のないシャツ型トップスで、涼しげな印象と洗練された雰囲気を併せ持つアイテム。シャープな襟や比翼仕立て、タックなどでクラシックなシャツのディテールを残しつつ、腕まわりをすっきり見せるデザインが特徴です。夏のオフィススタイルやキレイめカジュアルに適し、ジャケットのインナーとしても使いやすい万能アイテムです。

は行

パイレーツシャツ(pirate shirt):シャツ

パイレーツシャツは、海賊風の装飾的なデザインをもつシャツで、ルーズなシルエットやフリル、レースアップのフロントなどが特徴。18世紀の航海士や冒険者の衣装に由来し、演劇や映画で多く描かれることからファンタジックなイメージを持つ。ホワイトやアイボリーカラーが定番で、装飾性の高いボリューム袖も魅力。カジュアルファッションに取り入れればエスニックやロマンティックなアクセントに。ゴシックやヴィクトリアン風コーデの要素としても活用される。

パイロットシャツ(pilot shirt):シャツ

パイロットシャツは、航空機の操縦士が着用する制服スタイルを基にしたシャツで、エポレット(肩章)やフラップ付きポケットが特徴的。白やライトブルーのシャツが多く、肩のラインを強調する構造がミリタリーテイストを感じさせる。タイトめのシルエットやしっかりとした生地感が、きちんと感と機能性を兼ね備えている。近年はミリタリーファッションの一環としても人気があり、カジュアルコーデにクールさを加えるアイテムとして重宝される。制服風ファッションにも適している。

バッカニカブラウス(buccaneer blouse):ブラウス

バッカニカブラウスは、17世紀の海賊「バッカニア(Buccaneer)」が着ていた衣服にインスパイアされたブラウス。ゆったりとしたシルエットに加え、襞(ひだ)やギャザー、レース装飾などが施されたロマンティックなデザインが特徴。袖はボリュームのあるパフスリーブやフリル付きカフスが多く、ドラマチックな印象を与える。舞台衣装やコスプレにも使われるほか、ヴィンテージやクラシカルな装いを好む層にも人気。ジェンダーレスなスタイルに取り入れる例も増えている。

パジャマシャツ(pajama shirt):シャツ

パジャマシャツは寝間着のトップスとして知られるが、そのリラックス感あるデザインからデイウェアとしても浸透している。開襟やボックスシルエット、パイピング装飾が代表的な特徴で、上下セットで着用されることが多い。素材はコットンやリヨセル、シルクなど肌触りの良いものが主流。現代ではパジャマ風のトップスをファッションとして取り入れる「パジャマルック」も人気で、ルームウェアからワンマイルウェア、外出着まで幅広い用途に対応する。リラックス感と品の両立が魅力。

ハビットシャツ(habit shirt):シャツ

ハビットシャツは、乗馬用の女性用スーツ「ライディング・ハビット(riding habit)」の一部として着用されていたシャツに由来する。19世紀ヨーロッパの貴婦人が着用していたもので、ハイネックやフリル付きの襟、タック入りのフロントなどが特徴。ウエストを絞った細身のシルエットが多く、クラシカルで気品ある印象を与える。乗馬や舞台衣装のほか、クラシックなコーディネートにも活用され、ヴィクトリアンやゴシックファッションとの相性も良い。白やアイボリーが定番カラー。

ババシャツ(undershirt / thermal shirt):シャツ

ババシャツは日本特有の俗称で、保温性を高めるための肌着として使われるインナーシャツ。元々は中高年女性の冬用下着を指す言葉だったが、現在では男女問わず広く着用される。綿やアクリル、ウール混素材が多く、保温性や肌触り、伸縮性に優れたものが主流。袖丈や襟ぐりのバリエーションも豊富で、寒冷地や冬場の重ね着に適している。ヒートテックなどの高機能素材の登場でおしゃれに進化しつつあり、「ババシャツ」の呼称もカジュアルに使われるようになってきている。

バーバーシャツ(barber shirt):シャツ

バーバーシャツは、理髪師(バーバー)が制服として着用していたことに由来するシャツで、清潔感のあるデザインと動きやすさが特徴。白を基調とし、ストライプ柄やパイピングを施した仕様が多く見られる。素材はコットンやポリエステル混で、洗濯耐性と速乾性に優れるものが多い。現在では、医療やサービス業などのユニフォームとしても応用されるほか、レトロ感や実用性を活かしてファッションアイテムとしても人気。軽快で涼しげな印象から、春夏のカジュアルスタイルにも取り入れられている。

バルカンブラウス(balkan blouse):ブラウス

バルカンブラウスは、東ヨーロッパのバルカン半島諸国の民族衣装にルーツを持つ伝統的なブラウス。手刺繍やクロスステッチによる装飾が施された白いリネンやコットンの生地が基本で、ゆったりとしたシルエットやパフスリーブが特徴。ネック部分に紐やフリルがあるデザインも多く、素朴ながらも華やかさを持つ。エスニック調ファッションやボヘミアンスタイルとの相性が良く、近年は手工芸的な魅力が再評価されている。フォークロア感のある装いを楽しむのに適した一着。

ビジネスシャツ(business shirt):シャツ

ビジネスシャツは、オフィスやフォーマルな場で着用されるシャツで、いわゆる「ワイシャツ」の代表的存在。白やブルー、ストライプなどのシンプルな柄が多く、ジャケットやスーツとの相性を重視したデザインが基本。襟型にはレギュラーカラーやワイドカラー、ボタンダウンなどのバリエーションがあり、用途に応じた選択が可能。素材はアイロン不要のノンアイロン加工や、吸湿速乾などの機能性を備えたものも多い。毎日の通勤やビジネスシーンを快適に支える必須アイテム。

ピンタックブラウス(pin-tuck blouse):ブラウス

ピンタックブラウスは、布地に細く繊細なひだ(ピンタック)を縦方向に施したブラウス。19世紀のヨーロッパの婦人服や子供服に見られる伝統的な装飾技法が由来で、クラシックで上品な印象を与える。ピンタックはフロント部分に並列に配置されることが多く、立体感と繊細な陰影が特徴。素材は綿やリネン、シフォンなど薄手のものが主流で、ナチュラルでフェミニンなスタイルに適する。オフィスカジュアルからフォーマル、レトロなコーディネートまで幅広く対応する。

ファティーグシャツ(fatigue shirt):シャツ

ファティーグシャツは、アメリカ軍の戦闘服(ファティーグユニフォーム)に由来するミリタリーシャツ。実用性を重視したデザインで、胸に大きなフラップポケットが2つ、前開きはボタン留めが基本。コットンツイルやリップストップなど丈夫な素材が使用され、オリーブやカーキ、ベージュといったアースカラーが定番。軍服由来の無骨な印象がある一方、カジュアルファッションでは定番アイテムとして人気。男女問わず着用され、ワーク・アウトドア・ストリートスタイルにも活用される。

フィッシングシャツ(fishing shirt):シャツ

フィッシングシャツは釣り用に設計された実用的なディテールが特徴のシャツで、多数のポケットや通気性を高めるベンチレーション機能が魅力。速乾性のある素材が用いられることも多く、アウトドアやレジャーシーンに適しています。ファッションアイテムとしては機能性とラギッドな雰囲気が注目され、ストリートやアメカジスタイルのアクセントとして人気です。

フェイクレイヤードシャツ(fake layered shirt)シャツ

フェイクレイヤードシャツは、重ね着しているように見えるデザインを一枚で再現したシャツ。袖口や裾、襟元などに異素材や別布が縫い付けられており、インナーと重ね着しているかのような視覚的効果を持つ。着心地は軽く、スタイリングが簡単に決まるため、忙しい日や着こなしに変化をつけたい時に便利。学生服やユニセックスのカジュアルファッションとしても人気があり、ストリートやモード系にも応用可能。実用性とデザイン性を兼ね備えた現代的なアイテム。

フォークロアブラウス(folklore blouse):ブラウス

フォークロアブラウスは、民族衣装や伝統工芸に着想を得たデザインのブラウスで、刺繍やギャザー、フレアスリーブ、リボンタイなどの装飾が特徴。ヨーロッパの田園風スタイルを思わせるロマンティックな雰囲気が魅力で、デニムとのミックススタイルやボヘミアンコーデによく合います。手仕事感のあるディテールは一点投入で個性を引き立てるアクセントになります。

フォーマルシャツ(formal shirt):シャツ

フォーマルシャツは、ブラックタイやホワイトタイといった格式高いドレスコードに準じた正装用シャツ。タキシードや燕尾服などと合わせて着用されることが多く、胸元にプリーツやピケ織りなどの装飾が施されているのが特徴。カラーは白が基本で、襟はウィングカラーやレギュラーカラーが主流。袖口はカフリンクスで留めるフレンチカフスが定番で、ネクタイやボウタイとの相性も重視される。式典や結婚式、公式晩餐会など、厳格なドレスコードが求められる場面で着用される。

ブラウジングブラウス(blousing blouse):ブラウス

ブラウジングブラウスは、ウエスト部分を軽く絞り、裾をふんわりとたゆませたシルエットが特徴のブラウス。軍服やスポーツウェアに由来する「ブラウジング」というディテール技法から派生しており、女性らしく柔らかな印象を与える。ウエストにゴムやドローストリングを仕込んで調整可能なものも多く、パンツやスカートに合わせやすい。シフォンやポリエステル素材を使ったものはオフィスやデートシーンに最適。ナチュラルでリラックス感のあるスタイルにぴったりのアイテム。

ブラウス(blouse):ブラウス

ブラウスは、シャツより柔らかい素材で仕立てられた女性向けトップスの総称。シフォンやコットン、レーヨンなどで作られ、襟や袖、ボタンの装飾性が特徴です。シャツに比べて華やかさや装飾性が強く、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに対応します。パンツにもスカートにも合わせやすく、オフィスウェアからデートスタイルまで活躍する万能アイテムです。

フリルブラウス(frill blouse):ブラウス

フリルブラウスは、襟元や袖、胸元などにフリルをあしらったブラウスで、フェミニンな印象を与えるアイテム。繊細なシフォン素材や、ハリのあるコットン地など、素材によって甘さの調整が可能です。フォーマルにもカジュアルにも対応でき、ジャケットのインナーとしても優秀。トレンドに左右されにくく、通年で活躍する女性らしい定番トップスです。

プルオーバーシャツ(pullover shirt)シャツ

プルオーバーシャツは、前開きが部分的で、頭からかぶって着用するタイプのシャツ。ボタンは首元から胸あたりまでに留まり、全開できないのが特徴。19世紀の作業着やミリタリーウェアにも見られる構造で、シンプルかつ実用的。動きやすく、すっきりとした印象を与えるため、ナチュラル系ファッションやワークテイストのスタイルに好まれる。素材はコットンやリネンなどが主流で、通気性や吸湿性にも優れている。現代ではユニセックスな日常着として再評価されている。

ブルーズ(blouse):ブラウス

ブルーズは「ブラウス」のフランス語読みであり、柔らかくゆったりとしたシルエットのトップスを指す。もともと19世紀後半に労働着として用いられたシャツ型の服が原型で、特に女性の軽装として普及。素材や装飾によってカジュアルからフォーマルまで幅広く対応可能。フロントボタン、フレアスリーブ、フリル、レースなど多彩なディテールが取り入れられる。現代ではオフィススタイルの定番としても位置づけられ、スカートやパンツと合わせて洗練されたコーディネートが可能。

プレーリーブラウス(prairie blouse):ブラウス

プレーリーブラウスは、アメリカの開拓時代の女性たちが着ていた服を起源とする、ナチュラルでロマンティックなデザインのブラウス。高めのネックライン、ピンタックやフリル、ギャザーなどが多用され、ヴィンテージ感あふれるデザインが特徴。素材は綿やリネンなど素朴で風合いのある生地が好まれる。ボヘミアンやカントリースタイルとの相性がよく、フェミニンなコーディネートに活躍。1970年代のフォークロアファッションの流行で再注目され、現在も人気がある。

ヘンリーネックシャツ(henley neck shirt):シャツ

ヘンリーネックシャツは、襟がなく、首元に数個のボタンがついた前立てのあるシャツで、Tシャツとポロシャツの中間のようなデザインが特徴。名前の由来は、イギリス・ヘンリー村のボートレース選手たちが着ていたことから。前立てのボタンを外すことで通気性を調整でき、カジュアルかつスポーティな印象を与える。素材はコットンやサーマル生地などが多く、インナーとしても1枚でも活躍。メンズ・レディースともに人気が高く、ラフで抜け感のあるスタイルにぴったり。

ベースボールシャツ(baseball shirt):シャツ

ベースボールシャツは、アメリカの野球ユニフォームを原型とするシャツで、前開きボタンとゆったりとしたシルエットが特徴。胸に大きなロゴやチーム名のプリントが施されたデザインが多く、ストリートファッションにも取り入れられている。素材は通気性のよいポリエステルやメッシュが一般的で、スポーツシーンだけでなく、カジュアルコーデにも適応。近年では女性向けにアレンジされたショート丈や細身タイプも登場し、ジェンダーレスなアイテムとして定着している。

ベッティーナブラウス(bettina blouse)ブラウス

ベッティーナブラウスは、1952年にジバンシィが初コレクションで発表した伝説的なブラウスで、当時のモデル「ベッティーナ・グラツィアーニ」にちなんで名付けられた。オフショルダー風のカットに、フリルを施した印象的な袖が特徴で、上品でありながらモダンなエッセンスを含む。エレガントな素材と絶妙なバランスのシルエットで、フレンチシックなコーディネートに最適。現在もクラシックな再解釈が多く見られ、ファッション史に名を刻むアイコン的アイテムである。

ペプラムブラウス(peplum blouse):ブラウス

ペプラムブラウスは、ウエスト部分から裾にかけて広がるフリル状のディテール「ペプラム」を備えたブラウス。古代ギリシャの衣装に由来し、1940〜50年代にディオールの「ニュールック」によって再注目された。ウエストを強調しながらヒップラインを隠すデザインで、体型カバーとスタイルアップ効果がある。オフィススタイルにも取り入れやすく、タイトスカートやパンツと合わせるとメリハリのあるシルエットを演出できる。フェミニンでありながら洗練された印象を与える万能アイテム。

ベン・ケーシーシャツ(Ben Casey shirt)シャツ

ベン・ケーシーシャツは、1960年代のアメリカのテレビドラマ『Ben Casey』で主演医師が着用していたシャツに由来する。Vネックにスタンドカラー、前立てなしのプルオーバー型という特徴的なデザインで、シンプルながらもモード感を醸し出す。医療用のスクラブに近い機能的な構造をもちつつ、洗練された印象があるため、カジュアルからモード系まで幅広いスタイルに対応。リラックス感のある着心地とクリーンな印象が評価され、ユニセックスアイテムとして人気。

ボウタイブラウス(Bow-tie Blouse):ブラウス

ボウタイブラウスは、襟元にリボンのようなタイ(Bow)を結ぶデザインのブラウスで、上品でクラシカルな印象が特徴。シルクやポリエステルのとろみ素材が多く、柔らかなドレープが女性らしさを引き立てます。ジャケットのインナーとしても相性がよく、オフィススタイルからフォーマルなシーンまで幅広く対応。タイの結び方で印象を変えられるのも魅力です。

ボウリングシャツ(bowling shirt)シャツ

ボウリングシャツは、1950年代のアメリカのボウリングチームが着用していたシャツが起源。開襟でボックスシルエット、背中にチーム名や刺繍が施されたデザインが多く、ヴィンテージ感漂うカジュアルアイテム。素材はレーヨンやコットンなどが使われ、動きやすく肌触りも良い。ロカビリースタイルやアメカジファッションで定番化しており、男女問わず着こなしにアクセントを加えるアイテム。近年はファッションブランドによる復刻やモダンなアレンジも登場している。

ポエッツシャツ(poet shirt)シャツ

ポエッツシャツは、18〜19世紀の詩人や芸術家が着用していたロマン主義的スタイルのシャツを再解釈したもの。ボリュームのある袖や襟、レースやフリルの装飾が特徴で、ヴィクトリアンやパイレーツスタイルと重なる部分も多い。柔らかく光沢のある素材が多用され、クラシカルで華やかな印象を与える。舞台衣装やハイファッションに取り入れられることもあり、耽美的・アート的な感性を表現するアイテムとして存在感がある。ユニセックスでの着用も増加中。

ボザムシャツ(bosom shirt)シャツ

ボザムシャツは、フロントに硬めの胸当て(ボザム)を施したシャツで、主にフォーマルウェアとして用いられる。19世紀ヨーロッパの男性用正装シャツに起源があり、タキシードシャツと同様に胸元がプリーツやピケ地で補強されているのが特徴。白のドレスシャツとして、カマーバンドやボウタイと合わせて着用されることが多い。現在ではクラシックなメンズフォーマルスタイルの一部として位置づけられており、エレガントで格調高い印象を与える。

ボタンダウンシャツ(button-down shirt)シャツ

ボタンダウンシャツは、襟の先端をボタンで留める仕様のシャツで、ポロ競技用にアメリカで実用化されたのが始まり。スポーティな印象を持ちつつも、ノータイでも襟元が崩れにくいため、ビジネスカジュアルやプレッピースタイルに重宝されている。オックスフォード生地などで仕立てられたものが多く、洗いざらしでも様になるため、普段着としても人気。ラルフローレンなどのブランドが象徴的アイテムとして展開し、時代を超えて愛される定番シャツ。

ポリスシャツ(police shirt)シャツ

ポリスシャツは、その名の通り警察官の制服に由来するシャツで、フラップ付きの胸ポケット、肩章(エポレット)、硬めの襟などが特徴。視認性や収納性、動きやすさを考慮した実用的な設計で、ミリタリーやワークウェアの要素も併せ持つ。近年はファッションアイテムとしてアレンジされ、ストリートやモードのスタイルに取り入れられることも多い。ユニフォーム感のある凛とした印象があり、シャープでスマートな着こなしに適している。

香港シャツ(hong kong shirt):シャツ

香港シャツは、1960〜70年代に香港製の輸出向けカジュアルシャツとして人気を博したアイテムで、南国風のプリントや開襟仕様、軽量なコットンやレーヨン素材が特徴。独特のエキゾチックな雰囲気や、風通しの良いリラックス感あるデザインで、リゾートウェアや夏のカジュアルスタイルに最適。アロハシャツに近い立ち位置で扱われることもあり、ヴィンテージ市場でも根強い人気がある。近年、ノスタルジックな再評価が進む一着。

ま行

ミリタリーシャツ(military shirt):シャツ

軍用衣料をベースにしたミリタリーシャツは、耐久性のある素材や実用的なディテールが魅力。フラップ付きのポケット、エポーレット、カフスなどが特徴で、カーキやオリーブなどの色味が定番です。タフで無骨な印象ながら、近年はファッション性が高まり、女性用としても洗練されたデザインが登場。カジュアルスタイルのアクセントや、トレンドのミリタリーテイストを取り入れる際に重宝されます。

や行

ヨークシャツ(yoke shirt):シャツ

ヨークシャツとは、肩から背中にかけて「ヨーク」と呼ばれる切り替え布が施されたシャツを指します。このヨーク部分により、肩のフィット感や動きやすさが向上し、構造的にも耐久性が増します。特にメンズのドレスシャツやウエスタンシャツでよく見られるディテールですが、レディースでもデザインアクセントとして使われています。シンプルながらも立体的なシルエットを生み出す、定番かつ機能的なシャツです。

ら行

ラップブラウス(wrap blouse):ブラウス

ラップブラウスは、布を体に巻き付けて前で結ぶ「ラップ(wrap)」構造が特徴のブラウス。着物のように前身頃を重ねる仕様で、ウエストをリボンやベルトで結ぶデザインが多く、フェミニンかつ調整可能な着心地を提供する。1940年代以降、女性らしいシルエットを演出するアイテムとして定着し、オフィスから休日の外出まで幅広く活躍。胸元の開き具合を調整しやすく、インナーやアクセサリーとの組み合わせ次第で印象が変化する点も魅力。

ラッフルブラウス(ruffle blouse):ブラウス

ラッフルブラウスは、フリルの一種である「ラッフル(ひだ飾り)」を襟元や袖、前立てなどに配した華やかなデザインが特徴。18世紀ヨーロッパの貴族服に由来し、現代でもフェミニンかつクラシカルな印象を演出します。柔らかな素材と相性が良く、オフィスシーンからフォーマル、パーティーまで幅広く対応。ボトムにシンプルなパンツやスカートを合わせて、ブラウスを主役にした着こなしがおすすめです。

ランバージャックシャツ(lumberjack shirt):シャツ

ランバージャックシャツは、カナダやアメリカの森林労働者(ランバージャック)が着用していたフランネル製の厚手シャツに由来する。大柄のチェック柄と暖かな素材感が特徴で、耐久性と保温性を兼ね備えている。アウトドアウェアとして人気を博し、現在ではカジュアルファッションの定番アイテムに。特に秋冬シーズンに活躍し、1枚で着るだけで季節感を演出できる。Tシャツやスウェットの上に羽織ってラフに着こなすスタイルが主流。

ローマンカラーシャツ(roman collar shirt):シャツ

ローマンカラーシャツは、キリスト教(特にカトリック)聖職者の正装として用いられるシャツで、首元に白い立ち襟(ローマンカラー)を取り付けた独特のデザインが特徴。清潔感と厳粛さを演出するスタイルで、現代では宗教的な用途以外にも、モードやフォーマルなスタイルでのアクセントとして取り入れられることがある。襟以外はシンプルなシャツ構造だが、象徴性の高いデザインのため、着こなしには慎重なスタイリングが求められる。

WRシャツ:リンクルレジスタントシャツ(wrinkle-resistant shirt):シャツ

WRシャツとは、「Wrinkle Resistant(しわになりにくい)」の略で、形態安定加工や防しわ加工を施したシャツを指す。主にポリエステル混紡素材などが用いられ、洗濯後もアイロン要らずでそのまま着用できる点が魅力。ビジネスマンの多忙な生活をサポートする実用的な一着として普及し、出張や旅行先でも重宝される。デザインはワイシャツに準じたベーシックなスタイルが中心で、清潔感と利便性を兼ね備えた日常着として人気が高い。

わ行

ワイシャツ(white shirt / dress shirt):シャツ

ワイシャツは「white shirt」が語源で、日本ではドレスシャツ全般を指す言葉として定着している。襟付き、前開き、カフス付きのデザインが基本で、ネクタイとの相性を考慮した仕様が特徴。白無地が定番だが、近年はストライプやカラーシャツも含め「ワイシャツ」と呼ばれることが一般的。ビジネスシーンやフォーマルな場面で欠かせないアイテムであり、素材や襟型、カフスのディテールによって印象が大きく変わる。

ワークシャツ(work shirt):シャツ

ワークシャツは、作業着として生まれたシャツで、頑丈なツイルやデニム、コットン素材が用いられることが多い。胸ポケットが左右に付き、補強ステッチや耐久性のあるボタンなど、実用性を重視したディテールが特徴。機能性と無骨なデザインが支持され、現在ではアメカジやストリートスタイルの定番アイテムとしても親しまれている。重ね着にも適しており、季節を問わず幅広く活用できるユーティリティな一着。

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