TexStylist

Fashion Glossaryファッション用語集 / 服飾雑貨
手袋

手袋

手袋(てぶくろ)とは、手を覆い保護するために着用する衣類を指します。英語では“gloves”と呼ばれ、日本語では「手を包む袋」を意味することからこの名称がつきました。本項では、ファッションや防寒目的の手袋に加え、スポーツや作業で使用される「グラブ(glove)」も含めて紹介します。手袋は実用性と装飾性を兼ね備えたアイテムとして、古くから人々の生活に取り入れられてきました。

デザインやディテールは用途によって大きく異なります。ファッション用の手袋には、レザー、ニット、カシミヤ、ファーなどの素材が用いられ、シンプルな無地から刺繍入り、リボンやバックル装飾のあるものまで多様です。指先が分かれた「5本指タイプ」のほか、指を覆わない「ミトンタイプ」や「フィンガーレスグローブ」などもあり、スマートフォン操作対応のタッチパネル機能付き手袋も近年増加しています。

着用シーンは、防寒対策として冬場の外出時に欠かせないほか、ドレスコードに合わせたフォーマルな手袋は礼装や舞踏会、式典などでも用いられます。スポーツやバイク、アウトドアシーンではグリップ力や保護性能を重視したグラブが活躍します。また、近年はコーディネートの一部として色や素材で季節感や個性を演出するファッションアイテムとしての役割も高まっています。

本ページでは、「手袋」に関する用語を50音順に掲載しておりますので、素材や用途に応じた手袋選びの参考としてご活用ください。

あ行

アクショングローブ

アームカバー

アームロング

編み手袋

ウォーキンググラブ

エルボーグラブ

オペラグラブ

か行

かさねばき手袋

カクテルグラブ

ガン

ガントレット

革手袋

キッドグラブ

グラブ

グローブ

ゴム手袋

ゴルフ手袋

さ行

作業手袋

サイクリンググローブ

サーマルグラブ

シューティンググラブ

ショーティ

白手袋

スキー手袋

スノーモービル手袋

スポーツ手袋

た行

ダイビンググローブ

手袋

デミグラブ

ドスキングラブ

ドライビンググローブ

ドローインググラブ

な行

ニットグローブ

縫い手袋

は行

バッティング手袋

ハーフフィンガー

ハーフミット

フィンガーフリーグラブ

フード付き手袋

ペッカリー手袋

へーリングハンズ

ま行

マジック手袋

ミット

ミトン

ミトン付き手袋

ムスクテールグラブ

や行

指切り手袋

ら行

レーシンググラブ

レースグラブ

あ行

アクショングローブ(action glove):グローブ

アクショングローブは、動作性を重視して設計されたグローブで、その名の通り「アクション(動き)」に適応する設計が特徴です。手指の可動域を確保するために伸縮素材や立体裁断が用いられ、手のひらには滑り止め加工やパッドが施されることもあります。スポーツやアウトドア活動、軍用、レスキュー活動などでの使用が想定されており、耐久性や通気性の高さも求められます。デザインは機能美を重視し、手首部分にベルクロやゴムでフィット感を調整できる仕様も一般的です。過酷な環境や動きの多いシーンにおいて、手を保護しつつも自由な操作を可能にする実用的なグローブです。

アームカバー(arm cover):グローブ

アームカバーは、主に腕部を日差しや冷気、摩擦から守るためのカバー状アイテムで、グローブに分類されることもありますが、指先は覆わない点が特徴です。素材はUVカット機能を持つナイロンや吸湿速乾性のあるポリエステルなどが多く、フィット感を高めるために伸縮性のある生地が使われます。自転車やジョギングなどのスポーツ時、通勤・通学時の紫外線対策、または屋外作業において活躍します。ファッションアイテムとしても展開され、レース素材やカラー展開も豊富です。冷房対策やインナーとしての着用も可能で、季節を問わず幅広いシーンで使用される多機能性の高いアイテムです。

アームロング(arm long):グローブ

アームロングは、肘から上、または二の腕までを覆うロング丈のグローブで、エレガントな印象を与えるフォーマルアイテムです。特にドレススタイルに合わせるアクセサリーとして知られ、サテンやレース、シルクなど光沢や質感の美しい素材で作られることが多いです。パーティーやオペラ観劇、ウエディングなどの華やかな場に用いられ、手元から腕までを美しく見せる効果があります。指先までカバーするフルフィンガータイプが主流ですが、指なしやミトンタイプも存在します。19世紀の欧米貴族文化に由来し、現代でも気品と伝統を感じさせるアイテムとして人気です。

編み手袋(knitted gloves):手袋

編み手袋は、毛糸やアクリル糸などを編んで作られる手袋で、手仕事や機械編みの温かみが感じられる冬の定番アイテムです。指を一本ずつ分けた五本指タイプから、ミトンやフィンガーレスタイプまで多様なデザインが存在します。保温性に優れ、通気性も良いため、寒冷地や冬季の屋外活動、日常使用に適しています。模様編みやカラフルな糸を用いたデザインも多く、ファッション性も高い点が魅力です。手作りギフトとしても親しまれ、親子でお揃いにするなど、温もりのある演出が可能なアイテムです。

ウォーキンググラブ(walking glove):グラブ

ウォーキンググラブは、散歩や軽度のアウトドア活動など、日常的な歩行時の快適さと安全性を考慮して作られたグラブです。風や紫外線から手肌を守るほか、滑り止め加工を施すことで杖やウォーキングポールの使用時にも安定感を保ちます。素材は通気性や速乾性に優れたポリエステルやメッシュなどが多く、指の動きを妨げないフィット感も重視されます。スポーツブランドやヘルスケア製品としても展開され、高齢者の健康歩行やリハビリ用としても用いられることがあります。機能性と快適性を両立した実用性の高いグラブです。

エルボーグラブ(elbow glove):グラブ

エルボーグラブは、その名の通り肘までの長さを持つグラブで、特にフォーマルな装いに用いられるエレガントなアイテムです。19世紀の欧米上流階級のドレスコードに由来し、現在もオペラグラブと並んで格式高いシーンで着用されます。素材はサテン、シルク、レザーなどが用いられ、手首より長く、肘までの長さで気品ある雰囲気を演出します。イブニングドレスやカクテルドレスとの相性が良く、舞踏会や晩餐会、式典などで装いにアクセントを添える役割を担います。手元のラインを美しく見せるため、手にぴったりとフィットする立体裁断も多用されます。

オペラグラブ(opera glove):グラブ

オペラグラブは、肘上から二の腕あたりまでの長さを持つロンググラブで、名前は19世紀ヨーロッパのオペラ鑑賞時に女性が身に着けたことに由来します。フォーマルで格調高い場面にふさわしく、サテンやシルクなど高級感のある素材で仕立てられるのが一般的です。ドレスやイブニングウェアとの組み合わせに用いられ、エレガンスと格式を兼ね備えたスタイルを完成させます。手首から上にかけての優美なラインを強調し、華やかな舞台や結婚式、公式レセプションなどに最適なアイテムです。指先まで包むタイプが多く、しなやかな動きを妨げない裁断が特徴です。

か行

かさねばき手袋(layered gloves):手袋

かさねばき手袋は、その名の通り手袋を二重、三重と重ねて着用するスタイルを前提とした手袋で、主に防寒性を高める目的で用いられます。インナー用の薄手手袋と、アウター用の防風・防水性のある手袋を組み合わせることで、寒冷地や冬季の屋外活動において保温性と快適性を確保します。特に登山やスキー、冬のアウトドアスポーツにおいては、温度調節や汗処理のためにこの手法が採用されます。素材はウールやフリース、ゴアテックスなど多様で、単品でも使えるデザインが多い点も特徴です。近年では指先のタッチパネル対応や、グリップ性能の高い手のひら加工など、機能性も進化しています。

カクテルグラブ(cocktail glove):グラブ

カクテルグラブは、カクテルドレスに合わせて着用されるフォーマルな短丈グラブで、20世紀中頃の欧米社交文化に由来するエレガントなアイテムです。一般的には手首程度までの長さで、素材にはシルクやサテン、レースなどが使用され、華やかさと品位を兼ね備えたデザインが特徴です。パーティーやレセプション、ディナーなどでドレスアップを引き立てる小物として活躍し、ブレスレットやリングとの組み合わせも映えるスタイルです。色は黒や白が定番ですが、ドレスに合わせたカラーバリエーションも豊富。エルボーグラブやオペラグラブと並び、フォーマルウェアの一部として装いを格上げするアクセサリーです。

ガン(gun glove):グローブ

ガングローブは、銃器の使用を想定して設計されたグローブで、主に軍隊・警察・射撃競技などのプロフェッショナル用途に用いられます。発砲時の衝撃吸収や手の保護、引き金を引く指先の操作性が重視され、薄手でフィット感の高い構造が特徴です。指先に補強や滑り止め素材を施すことで、繊細な作業にも対応できるよう工夫されています。また、一部のモデルではトリガーフィンガー(引き金を引く指)部分のみ露出した設計もあります。素材は耐久性に優れたレザーやナイロン、ケブラーなどが使われ、タクティカル用途だけでなく、ハンティングやサバイバルゲームなどのレジャーにも応用されています。

ガントレット(gauntlet):グローブ

ガントレットは、手首から前腕にかけて広がるカフ(袖口)部分を持つグローブで、中世の騎士が着用した金属製の防具「ゴーントレット」に由来しています。現代では、防護性や防寒性を高めるためのファッションや作業用グローブとして展開されています。バイク用やスキー用のモデルでは、袖の上から着用しやすく、風雪や雨の侵入を防ぐ役割を果たします。また、溶接や鍛冶、金属加工などの現場では、火花や熱から腕を守るために厚手のレザーで作られたガントレットが使用されます。デザイン面でも迫力があり、ミリタリーやロックテイストのコーディネートにも取り入れられるアイテムです。

革手袋(leather gloves):手袋

革手袋は、動物の皮革を素材とした手袋で、古くから高級感と機能性を兼ね備えた定番アイテムとして親しまれています。羊革(ラムスキン)、鹿革(ディアスキン)、牛革(カウハイド)などが使用され、柔らかさや耐久性、風合いの違いによって選ばれます。防寒用としては内側にカシミヤやフリースの裏地が付けられることが多く、冬の外出時に重宝されます。また、ドライビングや乗馬、ファッションアクセサリーとしての用途も広く、年齢性別を問わず支持されています。使い込むほど手に馴染み、エイジングを楽しめるのも革製品ならではの魅力です。手元の印象を格上げする洗練された小物です。

キッドグラブ(kid glove):グラブ

キッドグラブは、仔山羊(キッド)の皮革を用いた非常に柔らかくしなやかなグラブで、18世紀以降のヨーロッパで貴族女性の手元を飾った高級品です。キッドスキンは繊維が細かく柔軟性に富み、手にぴったりとフィットするため、手のラインを美しく見せる効果があります。現在もフォーマルなシーンやラグジュアリーブランドのグローブに用いられており、特にカクテルドレスやイブニングドレスとの組み合わせで品格を添えるアイテムとして人気です。薄手ながら保温性もあり、裏地にシルクやカシミヤを使用したモデルも多く展開されています。繊細で優美な雰囲気を演出するクラシカルな手袋です。

グラブ(glove):グラブ

グラブは、指ごとに独立した形状で手を覆う基本的な手袋の一種で、「グローブ」とほぼ同義ですが、特にフィット感や機能性を重視する製品に対して「グラブ」と呼ばれることが多くあります。スポーツ用や作業用、ファッション用まで幅広いジャンルに対応しており、用途に応じて素材や構造が大きく異なります。手の保護、保温、グリップ力の強化、紫外線対策など多様な機能を持ち、現代生活において欠かせないアイテムです。レザー、ニット、合成繊維などが使われ、操作性を保ちながらも手元を美しく見せるためのデザインも工夫されています。実用性と装飾性を兼ね備えた定番アイテムです。

グローブ(glove):グローブ

グローブは、手全体を包む手袋の総称で、日常語では「手袋」と訳される標準的な用語です。素材や形状、用途によって多くのバリエーションが存在し、ファッション用・防寒用・作業用・スポーツ用など多岐にわたります。デザイン的には五本指タイプが基本ですが、ミトン型やフィンガーレスタイプなどもあり、使用目的に応じて最適化されています。手元を保護し、寒さや摩擦、汚れから守る機能を持つ一方、コーディネートのアクセントとしても用いられます。素材にはレザー、ウール、ナイロンなどが用いられ、性別年齢を問わず広く親しまれるアイテムです。

ゴム手袋(rubber gloves):手袋

ゴム手袋は、天然ゴムまたは合成ゴムで作られた防水性と耐薬品性に優れた手袋で、主に掃除、調理、医療、工業などの衛生管理や保護作業に使用されます。手にぴったりとフィットする形状が特徴で、細かい作業がしやすい設計になっています。内側にパウダー加工や裏毛素材が施されたものは着脱がしやすく、長時間の着用でも快適性が保たれます。色や厚みにもバリエーションがあり、用途に応じて使い分けられます。衛生面や感染症予防の観点から、使い捨てタイプも広く普及しており、家庭用からプロユースまで幅広い場面で重宝される実用的な手袋です。

ゴルフ手袋(golf gloves):手袋

ゴルフ手袋は、ゴルフクラブのグリップ力を高め、手の保護を目的に使用される手袋で、プレーヤーのパフォーマンスに直結する重要なアイテムです。通常は利き手とは逆の手(右利きなら左手)に着用し、素材には薄手のレザーや合成皮革が用いられ、優れたフィット感と通気性が求められます。手のひら部分に滑り止め加工が施され、雨天用や冬季用には防水・防寒機能が加わったモデルもあります。デザインはシンプルながらブランドロゴやカラーバリエーションで個性を演出することも可能です。プロ・アマ問わず愛用され、道具としての機能性とスポーツファッションとしての美観を兼ね備えています。

さ行

作業手袋(work gloves):手袋

作業手袋は、手を保護する目的で使用される実用的な手袋で、「ワークグローブ」とも呼ばれます。名称の通り、建設、農業、整備、清掃などの作業現場で広く用いられ、摩擦や突刺し、薬品、汚れなどから手を守る設計が施されています。素材は皮革、ゴム、ナイロン、布帛など多岐にわたり、用途に応じた強度や耐熱性、防水性を備えています。手のひらや指先に滑り止め加工を施したタイプや、衝撃を和らげるパッド入りのモデルなどもあり、機能性重視の設計が特徴です。近年では作業用でもフィット性や軽量性に優れた製品が登場し、長時間の使用でも疲れにくい工夫がなされています。

サイクリンググローブ(cycling glove):グローブ

サイクリンググローブは、自転車走行時の安全性と快適性を高めるために設計された手袋です。英語名の通り「cycling=自転車」に由来し、長時間のライドで手が疲労しないよう、手のひらにクッション性のあるパッドが備わっています。手の甲は通気性を確保するためにメッシュ素材を用いることが多く、夏用には指切りタイプ、冬用には防風・防寒機能を持つフルフィンガータイプも存在します。また、グリップ力やブレーキ操作性の向上も図られており、ロードバイクやマウンテンバイク愛好者に欠かせないアイテムです。反射素材が取り入れられるなど、安全面への配慮も進んでいます。

サーマルグラブ(thermal glove):グラブ

サーマルグラブは、冷気を遮断し保温性を確保する目的で作られた防寒用グラブです。「thermal(サーマル)」は「熱の・保温の」を意味し、寒冷地や冬の屋外活動に適した機能性を持ちます。素材には中綿入りナイロン、ウール混、フリースなどの保温素材が使われ、内側には起毛裏地や断熱層を重ねることもあります。指先にタッチパネル対応素材を用いたモデルも多く、スマートフォンの操作が可能です。手首にリブニットやベルクロでフィット性を加えたり、防水機能を付けたタイプもあり、登山やキャンプ、通勤通学など多様なシーンで活躍します。

シューティンググラブ(shooting glove):グラブ

シューティンググラブは、射撃や狩猟などで使用される特殊な手袋で、精密な動作とグリップ力を必要とする用途に対応しています。「shooting=射撃」に由来し、トリガー操作を妨げないよう、薄手で柔軟性の高い素材が用いられるのが特徴です。一部の指が露出するデザインや、補強された指先が見られるほか、防寒性や耐摩耗性を兼ね備えたモデルもあります。軍事・アウトドア・アーチェリー・エアソフトなどの分野でも用いられ、安全性と操作性のバランスを重視した設計が施されています。現代ではスタイリッシュなデザインのタクティカルグローブとしてファッションに取り入れられる例もあります。

ショーティ(shorty):グローブ

ショーティは、手首にかかる程度の短い丈のグローブで、「shorty=短いもの」という英語に由来します。コンパクトで動かしやすい点が特徴で、主に軽作業やスポーツ、カジュアルファッションの一部として着用されます。素材はレザー、ナイロン、ニットなど多様で、手軽に着脱できることから、夏場や室内での使用にも適しています。特にサイクリングやフィットネス用としては、指切りタイプのショーティグローブが人気で、通気性とグリップ性を両立。近年は指先にタッチ機能を持たせたり、カラフルなデザインが増えるなど、機能性だけでなくファッション性にも配慮した商品が登場しています。

白手袋(white gloves):手袋

白手袋は、白色の布製手袋で、儀礼的・公式な場面で使われるフォーマルな手袋の代表格です。冠婚葬祭、学校行事、警備業務、鉄道・バス業界、演奏会などで広く使用されるほか、清掃作業や展示品の取り扱いなど、衛生・清潔さを強調したいシーンにも適しています。綿やポリエステルなどの薄手素材が多く、装飾性よりも端正な印象と動きやすさが重視されています。また、手の脂や汚れを防ぐ目的から、美術品や貴金属などの取り扱いにも活用されます。白の無地というシンプルな外観ながら、社会的・文化的な意味合いを多く含むアイテムです。

スキー手袋(ski gloves):手袋

スキー手袋は、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツに特化した防寒・防水性に優れた手袋です。名称の通り、雪上でのアクティビティにおいて手を保護する目的で設計されています。中綿やフリース素材を用いた保温構造に加え、外側にはナイロンやポリエステルなどの防水・防風素材を使用。手のひらには滑り止め加工が施され、ポール操作やリフトの乗降時も安心です。指先が自由に動く5本指タイプや、防寒性を重視したミトンタイプがあり、用途や好みに応じて選ばれます。また、カフ部分をジャケットの袖口に被せるロングタイプも多く、雪の侵入を防ぐ設計です。競技用や子供用など、機能や年齢に合わせた多様なモデルがあります。

スノーモービル手袋(snowmobile gloves):手袋

スノーモービル手袋は、雪上車での走行時に手を冷気や振動から守るために開発された専用手袋です。スキー手袋に似た構造ながら、より高い防風性・防水性・保温性を備えており、過酷な寒冷環境での長時間使用に耐えうる設計がなされています。手のひらや指部分には滑り止め加工や補強材が施され、グリップ操作の確実性が向上。裏地にはフリースや起毛素材を用い、体温を保持しつつ、湿気を逃がす透湿性素材も採用されます。また、電熱式のモデルや、雪の侵入を防ぐ長めのカフ付きタイプも多く見られます。雪上レジャーや雪原作業の必須アイテムとして、高機能化が進む防寒用手袋の一種です。

スポーツ手袋(sports gloves):手袋

スポーツ手袋は、さまざまなスポーツシーンで着用される手袋の総称で、競技や運動内容に応じた機能性が特徴です。野球、ゴルフ、サイクリング、フィットネス、乗馬など用途によって素材や構造が大きく異なり、グリップ力の向上、手の保護、汗の吸収、フィット感の強化などが重視されます。通気性や伸縮性のある素材が使われることが多く、指先の自由度や滑り止め加工が施されたモデルも豊富。近年では、デザイン性にも優れたスポーツ手袋が登場し、ファッションの一部として取り入れられることもあります。競技レベルに合わせて初心者向けからプロ仕様まで幅広い展開がされており、パフォーマンス向上に欠かせないアイテムです。

た行

ダイビンググローブ(diving glove):グローブ

ダイビンググローブは、水中活動に適した耐水・耐寒性のあるグローブで、スキューバダイビングやスノーケリング時に着用されます。名称の通り「diving=潜水」に由来し、主にネオプレン(合成ゴム)などの防水性素材で作られています。水温の低い環境では体温低下を防ぎ、サンゴや岩などから手を保護する役割も果たします。手のひらには滑り止め加工が施されており、水中での器材操作や岩場での接地時も安心です。厚みは環境や好みに応じて選べるようになっており、薄手で操作性を重視したモデルから、保温重視の厚手タイプまで展開。海洋レジャーの安全性と快適性を支える重要な装備のひとつです。

手袋(gloves):手袋

手袋は、手全体を包む基本的な防寒・保護用アイテムで、古くから世界中で使用されてきた生活必需品です。「手を覆う袋」という意味がそのまま名称となっており、英語でも「gloves」として定着しています。素材は季節や用途に応じて多様で、ウールやレザー、ニット、ナイロンなどが一般的。ファッションアイテムとしても重要な役割を果たし、コーディネートのアクセントにもなります。また、作業用・スポーツ用・防寒用・フォーマル用など、機能性とデザイン性を両立したバリエーションが豊富です。近年ではスマートフォン操作対応モデルや、抗菌・防臭加工を施した手袋も登場し、日常生活に欠かせないアイテムとして進化を続けています。

デミグラブ(demi glove):グラブ

デミグラブは、指先を露出させた短めのグラブで、「demi(半分)」というフランス語に由来します。指先を使いやすくした設計により、細かな作業やタッチ操作を必要とする場面で重宝されます。レザーやニット、合成皮革などさまざまな素材で作られ、手の甲から手のひらを覆うコンパクトなデザインが特徴です。近年ではフィットネスやトレーニング、ダンスなどアクティブな場面での使用が多く、手汗を防ぎつつグリップ力を高める機能が求められています。また、ロック調やパンク調のファッションにも取り入れられることがあり、装飾性を加えた個性的なデザインも多く見られます。

ドスキングラブ(dosskin glove):グラブ

ドスキングラブは、柔らかくしなやかな人工皮革「ドスキン(dosskin)」素材を使用したグラブで、その名称は素材名に由来します。ドスキンはスエード調のなめらかな表面を持ち、手になじみやすい感触と高いフィット感が特徴です。通常は手の甲や指関節にフィットするよう裁断・縫製され、精密な作業や軽作業時に使われることが多いです。通気性や伸縮性も兼ね備え、長時間の装着でも疲れにくいため、工芸・演劇・軽作業用など幅広い場面で重宝されます。ファッション用途では、マットで上品な質感がスタイリッシュな印象を与えるため、衣装用グラブとしても活用されています。

ドライビンググローブ(driving glove):グローブ

ドライビンググローブは、自動車の運転時に着用することを目的としたグローブで、そのまま“運転用手袋”を意味する英語名に由来します。滑り止めやステアリング操作性を高めるため、手のひら部分にはグリップ素材が施され、指の関節部には動かしやすいようにギャザーやスリットが入ることが一般的です。通気性を高めるパンチングホールや、クラシックな印象のオープンバックデザインが見られるものもあります。レザーや合成皮革製が多く、スポーツカー愛好者やドライバーのファッションアイテムとしても人気があります。冬場の運転時に防寒用としても活躍する実用的なアクセサリーです。

ドローインググラブ(drawing glove):グラブ

ドローインググラブは、デジタルペンやタブレットを使用する際に手のひらの接触を防ぐために着用される、特殊な作業用グラブです。名称は英語の“drawing(描画)”から取られており、主にイラストレーターやデジタルアーティストが使用します。一般的に親指と人差し指を露出させ、薬指や小指側だけを覆うデザインが特徴で、これにより画面への不必要なタッチを防ぎつつ、ペン操作の自由度を確保します。通気性に優れたストレッチ素材が多く使われ、長時間の作業でも快適です。従来のグラブとは異なるデジタル時代の必需品として、プロ・アマ問わず広く利用されています。

な行

ニットグローブ(knit glove):グローブ

ニットグローブは、編み物(knit)技法で作られたグローブを指し、その名称は製法に由来します。ウールやアクリルなどの糸で編まれており、伸縮性と保温性に優れているのが特徴です。手に優しくフィットし、軽量で持ち運びもしやすいため、冬季の防寒具として広く愛用されています。指先に導電性糸を織り込んだタッチパネル対応のモデルも増えており、スマートフォン操作にも対応しています。柄編みや刺繍、装飾付きのものも多く、カジュアルからフェミニンなコーディネートまで合わせやすいのも魅力です。日常使いに最適な実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。

縫い手袋(sewn gloves):手袋

縫い手袋は、その名のとおり縫製によって仕立てられた手袋の総称で、英語では“sewn gloves”と呼ばれます。革や布を型紙に合わせて裁断し、縫い合わせて形成されるため、立体的でフィット感に優れた作りが可能です。縫い目の有無や縫製技術によって外観や着け心地が大きく変わり、特に高級革手袋には手作業での精密な縫製が求められます。フォーマルな場に適したエレガントなデザインや、保温性を重視した裏地付きのモデルなど、用途に応じた多様なバリエーションが存在します。寒冷地での防寒やドレススタイルのアクセントとして、多くの場面で重宝される上質な手袋です。

は行

バッティング手袋(batting gloves):手袋

バッティング手袋は、野球やソフトボールのバッターが使用する専用の手袋です。名称は英語の「batting(バッティング)」に由来し、滑り止めや衝撃吸収を目的に開発されました。掌にはグリップ性を高める合成皮革やゴム素材が用いられ、打撃時のバットの滑りを防止します。手の甲側には通気性の高いメッシュや伸縮素材が使われ、フィット感と快適性を両立。手首部分はベルクロで調整可能なタイプが一般的です。スポーツシーンはもちろん、近年はストリートファッションのアクセントとしても着用されることがあります。パフォーマンス向上とデザイン性を兼ね備えた実用的な手袋です。

ハーフフィンガー(half finger):グローブ

ハーフフィンガーグローブは、指先を露出させるデザインが特徴のグローブで、名称は「half(半分)」と「finger(指)」に由来します。指先の自由な動作を確保しながら、掌部分の保護や防寒性を維持する目的で作られており、サイクリングやフィットネス、アウトドアなどのアクティブなシーンに適しています。レザーや合成素材、ニットなど多様な素材で展開され、通気性や耐久性、グリップ力などの機能も重視されます。冬季にはタッチパネル操作が可能なタイプも人気で、ファッションアイテムとしてもコーディネートに取り入れられています。

ハーフミット(half mitt):グローブ

ハーフミットは、指部分が短くカットされたミトン型のグローブで、「mitt(ミトン)」の変形に由来します。一般的なミトンに比べ、指先が露出または半露出しており、細かい作業が必要なシーンでも使用しやすいのが特徴です。素材にはウールやフリース、レザーが使用され、防寒性と操作性のバランスが取れています。冬場の街中やアウトドアシーンでの活用が多く、デザイン性にも富んだアイテムが揃います。カジュアルなコーディネートと好相性で、手元に軽快さと動きをもたらすアクセントにもなります。

フィンガーフリーグラブ(finger-free glove):グラブ

フィンガーフリーグラブは、指の部分がすべて切り取られている、完全に指なしのグラブです。名称は「finger-free(指なし)」に由来し、細かな作業を要する場面での機能性を追求したデザインです。手の甲と掌を覆うことで最低限の保護や温もりを保ちつつ、指先の自由度を最大限に確保できます。作業用、フィットネス用、音楽活動など、様々なシーンで用いられ、またファッションとしても無骨さやストリート感を演出するアイテムとして注目されます。レザー、ニット、メッシュなど素材のバリエーションも豊富です。

フード付き手袋(gloves with flap):手袋

フード付き手袋は、指先の部分に被せるフラップ(覆い)がついた二重構造の手袋です。「フード(hood)」のような覆いが名前の由来で、通常は指先が露出するハーフフィンガー形状であり、必要に応じてフードをかぶせることでミトン状にもなるユニークな構造です。この設計により、細かい作業やスマートフォンの操作といった利便性と、防寒性の両立が可能です。冬季のアウトドアやスポーツ観戦、タウンユースなどに重宝され、実用性に優れたアイテムとして人気があります。

ペッカリー手袋(peccary gloves):手袋

ペッカリー手袋は、ペッカリーと呼ばれる中南米原産の野生動物の革を使用した高級手袋です。ペッカリー革は非常に柔らかく、きめ細やかでしっとりとした肌触りが特徴で、「手袋用レザーの最高峰」と称されることもあります。丁寧なハンドステッチによって仕立てられ、手に吸い付くようなフィット感を提供。フォーマルやビジネス、ドレススタイルに最適で、冬のエレガントな装いを格上げするアイテムです。耐久性も高く、使い込むほどに手になじみ、経年変化も楽しめます。

へーリングハンズ(healing hands):手袋

へーリングハンズは、医療用やケア用として開発された手袋ブランドや製品群の名称で、「癒やしの手(healing hands)」という意味を持ちます。医療現場や介護業務において着用されることが多く、フィット性や伸縮性に優れた合成繊維やニット素材で作られています。長時間の着用でも疲れにくい設計で、手の動きを妨げず、快適な作業をサポートします。また、保湿効果や手荒れ防止などの機能を持つタイプも存在し、美容やセルフケア用途でも活用されます。機能性と快適性を両立したプロ仕様の手袋です。

ま行

マジック手袋(magic gloves):手袋

マジック手袋は、フリーサイズで伸縮性に富んだ素材を使用した手袋で、「magic(魔法のような)」という名称は、どんな手のサイズにもぴったりフィットする特性に由来します。主にアクリルやスパンデックスといった化繊素材で作られ、指先までぴたっと密着するため保温性が高く、スマートな印象を与えます。カラーバリエーションや柄が豊富で、ファッション小物としても人気があり、価格も手頃なため、日常使いや子ども用、通勤・通学用として広く親しまれています。防寒性と利便性を兼ね備えた定番アイテムです。

ミット(mitt):グローブ

ミットは、親指以外の指をまとめて覆う構造の手袋で、英語の「mitt」は「mitten(ミトン)」の略語として用いられることもあります。スポーツ用語では特にキャッチャー用のミット(catcher’s mitt)などを指すことが多く、打球や衝撃から手を保護する目的で設計されています。厚手のパッドが内蔵され、手首までしっかりとカバーする仕様が一般的です。用途に応じて形状や素材が大きく異なり、スポーツ用途ではレザーや合成皮革、日常用ではウールやフリースなどが使われます。実用性と保護性を備えた機能重視のグローブです。

ミトン(mitten):グローブ

ミトンは、親指だけを分けて、他の指をまとめてひとつの空間に収めるタイプのグローブで、寒冷地での保温性を重視した構造が特徴です。名称は古フランス語の「mitaine」に由来し、中世ヨーロッパで使用されていた手袋に起源があります。指をまとめることで体温が逃げにくく、冷気から手を効率的に守る設計です。素材にはニット、ウール、レザーなどが用いられ、スキーや登山などのアウトドア用途だけでなく、冬のカジュアルファッションアイテムとしても重宝されています。かわいらしい印象を与えるデザインが多く、ユニセックスで親しまれています。

ミトン付き手袋(gloves with mitten cover):手袋

ミトン付き手袋は、ハーフフィンガー型の手袋にミトン状のカバーが付属した二重構造の手袋です。必要に応じて指先を覆ったり、開放したりできるため、柔軟な使用が可能です。冬のアウトドアやカメラ操作、スマートフォンの使用など、指先の自由が求められるシーンに最適。カバー部分はボタンやマグネットで固定できるタイプが多く、着脱もスムーズです。素材はフリースやニット、レザーなど多様で、機能性だけでなくデザイン性にも富んでいます。実用性と遊び心を兼ね備えたアイテムとして人気です。

ムスクテールグラブ(musktail glove):グラブ

ムスクテールグラブは、装飾性の高いファッション用グラブの一種で、「ムスクテール」とは「麝香鹿の尾」に由来するとされ、しなやかなシルエットや高級感ある仕上がりを表現するための名称です。具体的なデザインには諸説ありますが、細長いカフ(袖口)や華奢なライン、または尾のようなフリンジ・ディテールを持つものが多いのが特徴です。素材には滑らかなレザーやサテン、ベルベットなどが使われ、ドレススタイルや舞台衣装、パーティーシーンなどでの装いを格調高く演出します。個性的なフォルムが魅力の装飾グラブです。

や行

指切り手袋(fingerless gloves):手袋

指切り手袋は、英語で「fingerless gloves」と呼ばれ、指の第一関節または根元で切り落とされたデザインが特徴の手袋です。指先の自由な動作を確保しながら、掌や手の甲を保温・保護できる実用的なアイテムとして広く用いられています。自転車やバイクのライディング、楽器演奏、フィットネスなどの動作性が求められるシーンに加え、近年はファッションとしても人気が高く、レザー、ニット、メッシュなど素材のバリエーションも豊富です。また、スマートフォンやタブレットの操作にも対応しやすいため、冬場の街中やアウトドアでの利便性にも優れています。無骨な印象やエッジの効いたスタイルを演出するアクセントとしても活躍します。

ら行

レーシンググラブ(racing glove):グラブ

レーシンググラブは、自動車やバイクのレースにおいて着用される、競技用の高機能グラブです。名称は「racing(競走)」から由来し、ドライバーやライダーの操作性・安全性を高めるために特化して設計されています。耐熱性・耐摩耗性に優れた難燃素材やケブラー繊維などが使用され、ステアリング操作に必要なグリップ力やフィット感を確保。通気孔や立体裁断による通気性・快適性も考慮されており、レース中の過酷な環境に対応します。モータースポーツの現場のみならず、ファッション用途としてもその無骨なデザインが注目され、ライダーススタイルのアクセントとして愛用されることもあります。

レースグラブ(lace glove):グラブ

レースグラブは、繊細なレース素材で仕立てられた装飾性の高いグラブで、英語の「lace(レース)」に由来します。主にフォーマルシーンやブライダルシーンで着用されることが多く、手元を優美に演出するエレガントなアイテムとして知られています。デザインには花柄や蔦模様などの刺繍が施されることが多く、カラーはホワイトやアイボリー、ブラックが定番。ショートタイプから肘上まで届くロングタイプまで幅広く展開され、ドレスやイブニングウェアと合わせて用いられます。最近ではクラシックやヴィンテージスタイルの一環として、ファッションに取り入れる動きも見られ、個性的な装いを演出するアクセサリーとしても注目されています。

ファッション用語集ナビは、ファッションに関する用語をわかりやすく探せるように構成されたガイドです。カテゴリごとに整理されており、各アイテムページへのアクセスもスムーズに行えます。リンクをたどることで、目的の用語にすばやく到達できるようになっています。各カテゴリページでは、ファッションアイテム名が50音順に並べられており、そこから詳細な説明をご覧いただけます。アイテムの特徴や名称の由来、着こなしのポイントなども紹介しており、理解を深める手助けとなる内容です。


ファッション用語集

ファッションアイテム

スーツ

ドレス・ワンピース

ジャケット

コート

シャツ・ブラウス

ニット・カットソー

ベスト

パンツ

スカート

インナー

その他のアイテム

服種

服飾雑貨

帽子

眼鏡

タイ・スカーフ

手袋

ベルト

ソックス

シューズ

バック

時計

装身具

ディテール

襟/衿:カラー

ネックライン

ショルダーライン

ポケット

カフス

ディテール:その他

シルエット・ライン

ルック・スタイル・感覚

デザインとアート

カラー:色

縫製

規格・サイズ

歴史服

民族衣装

ファッションビジネス

デザイナー・クリエーター・ブランド

ファッションマガジン